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いますぐ冷房ほしいなら「窓用エアコン」は設置カンタン

コロナの「ウインドエアコン」

猛暑の中、エアコンを今すぐに設置したい人にも注目してほしいのが、窓に取り付ける「ウインドエアコン」。一般的な壁掛けエアコンと異なり、ウインドエアコンは室外機がない一体型のため、壁穴工事が不要で比較的に手間と初期コストを抑えて設置できる。

ウインドエアコンを手掛けるメーカーのコロナによれば、6月に発売された「窓枠用アタッチメント」を使うことで、立ち上がりのないサッシでも、窓枠にネジの跡を残さずに取付可能になった。そのため賃貸住宅などでも、取り付けやすくなったという。

賃貸住宅や寒冷地仕様の住宅でも設置できるようにする「窓枠用アタッチメント」

また、「窓枠用アタッチメント」の利用で、これまで取り付けられなかった樹脂サッシにも対応。樹脂サッシの利用が多い北海道や東北などの寒冷地でも気軽に取り付けられるとする。

なお、一体型ということもあって、壁掛けエアコンと比較すると冷房能力や効率は低く、主に個室など小さめの部屋への設置が推奨される。また、動作音についても単純比較すると、壁掛けの室内機よりは大きい傾向がある。

そうした中でも、工事を待つことなく急いで設置したい場合や、部屋の都合などで壁掛けエアコンが設置できなかった場所などにも導入しやすいのがメリット。これまであきらめていた人も、選択肢の一つとして検討するとよさそうだ。