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図書館並みに静かな浅井戸用ポンプ「スマート強(つよし)くん」
(2015/7/7 16:34)
日立アプライアンスは、省エネと低騒音性に優れたミニタンク式の浅井戸・加圧給水用インバーターポンプ「スマート強(つよし)くん WM-P250X」を10月1日から発売する。価格110,000円(税抜)。
高効率ポンプヘッドや高性能IPMモーターなどを搭載し、消費電力350Wの省エネ性と、図書館並みに静かな40dBの低騒音性を達成する浅井戸・加圧給水用インバーターポンプ(井戸用のポンプ)。
新製品は電力消費を抑えつつ、安定した給水が行なえるのが特徴。特にカルマン渦式超音波流量センサーを搭載することで、水の流れを正確に把握可能にした。そのことで、モーターの回転数を最適に制御。無駄な電力消費を抑えつつ、水量の変動をなくし、安定した給水を実現したという。
さらに、渇水時に井戸底の砂を巻き上げやすくなり、ポンプヘッド内の素材が摩耗しやすくなる問題を改善。従来製品では砲金(青銅)製を用いたライナー材質に、柔らかい素材、エラストマーを使うことで、砂による摩耗を軽減したという。この変更により、給水時の圧力低下を従来品の約半分に抑え、長期間にわたり安定した給水を可能にした。
本体サイズは、275×252×310mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは10kg。配管口径は吸込み側、吐き出し側ともに25mm(直径)。全揚程が12mの場合の揚水量は28〜35L/分。
モーター出力の違う機種もラインナップ
「スマート強くん」は、前述した250Wのほか、モーター出力が異なる4モデルがラインナップされる。それぞれの出力は、150/400/750Wで、型番は「WM-P150X」「WM-P400X」「WM-P750X」。価格は順に89,200円、165,000円、178,000円(いずれも税抜)。