ぷーこの家電日記

第51回:我が家の掃除機は夫が選定!!

 「あのさぁ、掃除機買い直したいなぁ……。」

 ぼそっとつぶやいたのは、我が夫。家事してますねぇ。がっつり家事してますねぇ。もうね、夫の爪の垢を煎じて飲ませたいよ。えぇ、この私に(笑)。

 今日は掃除するぞーって、先日はテーブルもソファも全部動かしながら、スチームクリーナーで床を綺麗にした後、ワックス掛けまでやってくれてもうピカピカ。感激。そんな感じで、我が家の保守作業を率先してやってくれる夫なのですが、掃除機が非常にストレスらしい。

 「あまりにも吸い取らなくて、もうイライラして……。もう、もう……。」と、キーーーーっとした顔しておっしゃるワケですよ。

 私の友達から「後光がさしているようだ」とか言われ、「ブッダ」とかってあだ名を付けられ、本当に気が長い夫。その夫が静かなる怒りで燃え滾っている。これは大変な事件ですよ。一大事ですよ!

 我が家にある掃除機はエレクトロラックスのエルゴラピードの初期モデルだ。部屋に置いていても掃除道具が置いてありますって感じは全く無くて素敵だし、コードレスだし、スティッククリーナーにもなるし、袋いらないサイクロン式だし、非常に気に入ってた掃除機だ。掃除は嫌いだが掃除機は気に入ってた(笑)。

 それがバッテリーの問題からか、年々吸引力が低下し、もう今ではマイルドソフトタッチな使い心地なのである。私の肺活量と同じ位じゃない? ってくらいしか吸わない。修理に出そうかなぁと思いつつ結構面倒くさくて、そのまま放置してたのです。

 そうすると、気が長い代名詞のような夫がキレた(笑)。

 「お、おぅ。じゃぁ買おうか」と私。率先して掃除機かけてくれる夫のためにも、掃除機は買う! 買うよ!!!

 新しい型の「エルゴラピード・リチウム ZB3013」もいいなぁと個人的には思ったりするけれど、気持ちの良い吸引力を知らない夫にとっては、これはどうにも好きになれない掃除機になってしまったようだ。

 同じコードレスでスティックタイプの掃除機、ダイソンの「Dyson Digital Slim DC62」も結構よいかなぁって思う。一度現物を見て触れたことがあるんだけど、音は結構大きい。吸引力考えると妥当なのかな。コードレスで軽くて扱いやすいというのはとても好感度高い。結構いいなぁって思いながら、「これ、どうやって収納するんですか?」って聞いたら、壁に専用のホルダーを固定して、掛けれるとのことで、確かにそれはスタイリッシュで格好良い!

 ただ、ホルダー取り付けに、壁に穴開けることになるので、賃貸の我が家じゃ無理なのでございます。「賃貸なんですよねぇ……。」って言ったら、「じゃぁ、普通の掃除機みたいな感じで、収納の中にしまって頂くといいと思います。充電の時は床に置いて充電して頂く感じですかね」と。スタイリッシュじゃない! 格好良く無い! これ良いなーと思ってたテンションが一気に下がってしまったんだよなぁ……。

 そんなことを思いつつも、「ダイソンにするー? 吸引力中々だったよー。」とか夫に聞く私。

 掃除機欲しいなぁと言ってみたものの、「よし買おう」と即答され、さらにその場で「これがいい?」「じゃぁこれは?」と言われたら、そりゃ戸惑うに決まってる(笑)。

 色々見て触れて考えて、何が自分に合うのか、何が買いたいのかを見ていくのが楽しい家電だけど、どうやら掃除の嫌いな私は、掃除機に対してそこまで思い入れというか、興味がとても薄いらしい。せっかち故に、さっさとクロージングしようとしてたよ。危ない危ない。ごめんごめん。

 「ちょ、ちょっと、色々見てみるわぁ……。」と言ってその場を切り上げた夫。普段は私が家電好きなので、「ぷーこが選んだんでしょ? それが欲しいなって思ったんだよね? じゃぁ、それがいいんじゃない?」な感じで、あまり家電選定に意思を見せない夫が、どの掃除機を選んでくるのか、実は結構興味津々なのであります。

徳王 美智子