2018年4月20日 06:00
ペットの食器は、いつも床の近くに置いてある。とくにお水は、毎日こまめに新しいものに取り替え、食器汚れもキレイに洗ってあげる毎日。
でも、せっかくキレイにしたのに、部屋で掃除機をかけたり、部屋を片付けたりすると、舞い上がったホコリが水やフードのお皿に入ってしまう。そんなことでペットは怒らないが、ご主人としてはいつもキレイなお水やフードをあげたいもの。
そんなときにオススメなのが、ペットが近づいたことを検知して自動的にフタを開けるお皿だ。なお、本製品は時間が来ると自動的にご飯を与えられる給餌器ではないことに注意してほしい。
どんなペットでもOK! 近づけば自動的にフタがオープン!
小さなお皿のほうは、お皿の左右と前の3方向にセンサーがあり、お水を飲みにきたペットがそばに寄ると、自動的にフタが開くというハイテクお皿。ペットがいなくなると自動的にフタが閉まるので、掃除機をかけようが、はたきで壁を掃除しようが、布団や洗濯物をドサッと取り込んでも、お皿の中にホコリがゴミが一切入らない。
本体に入れるボウルのフチにはシリコンゴムのパッキンがあり、フタが閉まっている間はボウルとフタが密着するため、非常に密閉性が高い。しかも、通常のお皿より非常に安定しているため、ご主人がつまずいて蹴飛ばしてしまっても、ひっくり返らない。それどころが、水がまったくこぼれないほどの密閉性だ。
グレーのボウルの部分は取り外しができるので、毎日キレイに洗って新鮮なお水をあげられる。また、透明なフタ部分も取り外して掃除ができるようになっている。
電源は単2の乾電池4本なのでコードレス。電池寿命は説明書に記載がなかったが、数カ月以上は持つだろう。
動作音は「まったく」と言っていいほど無音で、静かに開閉する。ギアやモーターの音が一切しないのに、逆に筆者が驚いたほどだ(笑)。
さて、マルチーズの定吉くんの反応は? お皿であることはスグに分かったようで、興味深々でのぞきにく来ると、音もなくスーッとフタが開く。自動で開くことにまったく驚かず、まるで数カ月使っていた愛用のお皿のように、違和感なく使っていた。
また、怖がりなペットのために、トレーニングモードという機能も搭載され、ペットが近づかなくてもしばらく開いた状態をキープするモードもある。なお、お水の入れ替えをする場合などは、開閉ボタンで自由にできる。ただし、少し奥まった部分にボタンがあるので、ペットが誤って押してしまうことはない。
ペットを認識するゲート付きは、多頭飼いに便利
チョット大きめのゲートがついているタイプは、体内に埋め込まれたマイクロチップ(デジタル鑑札)や、付属の鑑札に反応してフタを開けるタイプ。チップや専用鑑札は32個まで登録できる。
家の中で使う場合は、ワンちゃんやニャンコ、それぞれに専用のお皿にできるというワケ。多頭飼いの場合は、ダイエットフードを入れたお皿は、ダイエット中のワンちゃんが来たときにしかフタが開かないといった使い方もできる。
最近では室内飼いが主流だが、外でワンちゃんを飼っている場合は、野良が来ても開かないので便利に使えるだろう。
なお、こちらには、中央に仕切りがついたボウルと、仕切りのないボウルの2種類がついてくるほか、手前のステップはペットが滑らないようにシリコンゴムシートがついている。
密閉の具合や動作音は、シュア―フィーダーとまったく同じで、多少の揺れでは水もこぼれないほどで、動作音も無音だ。また、こちらにもペットを慣らすトレーニングモードを搭載している。
※この記事はペトハピの記事(2016年10月14日掲載)を転載したものです。