2018年2月9日 06:00
みなさんはペットの爪切りはどうしているだろう? トリミングと一緒にしてもらう人、動物病院で切ってもらう人、自分で切る人さまざまだ。
とはいえ、自分で切るという人は、なかなか苦労しているのではないだろうか? 人と同じで深爪をしてしまうと、痛い思いをさせてしまうので、なかなか難しい。ウチのマルチーズのツメは乳白色なので、中の肉が透けて見えるから、切る爪の見極めが比較的簡単なほうだ。でも、犬種によっては黒い爪もあったり、こうなると見極めがスゴく難しくなる。
一般的に爪切りは、工具のニッパーのようなタイプと、ギロチン式というものがある。たいていの場合はギロチン式の場合が多いだろう。
ただ、どちらを使うにしても爪の見極めが難しく、いつも緊張してしまう(笑)。その緊張がペットにも伝わってしまうのか、ウチの定吉はなんとか逃げようと奮闘。爪切りは、定吉にとっても筆者にとっても2カ月に1回ほどの一大イベントなのだ。
そんなときに便利なのが、研磨式の爪切り。ん? 正確には、爪とぎ?
ニッパやギロチンのように一気に数mmの爪を切るのではなく、モーターで回転するヤスリで少しずつツメを「削る」ので、緊張感がやわらぐ。また、単3乾電池2本で動くので、軽くてコンパクト。しかも、回転するヤスリにはカバーが付いているので、爪以外が触れないようになっている。
また、本体のつくりがしっかりしており、回転軸のブレがないので、高速回転するわりにはものスゴく静かだ。ビビリの定吉でも、回っている爪とぎに興味深々で覗き込んでいたほどだ。
冬の寒さ対策で定吉は毛を伸ばしているので、どのように研げるのか見づらいので、プラスチックの棒を使って試してみた。
ずっと爪に当てているより、チョンチョンと少し強めにツメに押し当てるのがいいようだ。初めて研磨式の爪きりを使ってみたが、定吉も怖がることなく、なかなかいい感じに仕上がったと思う(ドヤッ!)
「爪切りは怖い!」というご主人は、それほど値段も高くないので、研磨式の爪とぎを試してみてはいかがだろう。ある程度爪が伸びないと使えないギロチンやニッパに比べてはるかに安全なので、爪切りの間隔を短くして少しずつ切ってあげるというのもいいだろう。あと、図面やマンガを紙に書く人は、消しゴムを削って角出しできるので、そっちにも使えて一石二鳥!?
※この記事はペトハピの記事(2017年2月10日掲載)を転載したものです。