e-bike日々徒然

e-bikeレースは車種も楽しみ方も人それぞれ。また出会いがありました

レース後の記念写真

6月30日に美ヶ原のヒルクライムレースを走って来ました。レース自体は約2年ぶりで3回目の参戦となります。すでにレポート記事でもご紹介していますが、これまで走ったレースのなかでは最多の26名がエントリー。どんなモデルやカスタムで参加されているのか興味津々でした。

e-bikeクラスは最終の08:20~08:30スタート。一般男子C(31~40歳)、一般男子D(41~45歳)、リカンベント参加者とスタート地点に向かいます。当日は22名がレースを走りました。

すべてのe-bike参加者に声をかけて記念写真を撮らせてもらおうと思っていたのですが……。スタートが一斉でないこと、山頂付近の台風みたいな天気やゴールのタイミングでお会いできなかったのが残念です。

清水のゼッケン「6817」
本当は実戦想定の練習をしたかったのですが、前日に試走
景色を楽しみながら試走できるのもe-bikeならでは
残念ながらレース本番は天候に恵まれず……ゴールの様子

が、スタート前にゴール後、レース中にいろいろなe-bikeを見かけました。レースとなると軽量のスペシャライズドのロードバイクが圧倒的に多いのですが、今回はさまざまなブランドの車種を見かけました。

・スペシャライズド「CREO」
・ヤマハ「YPJ-XC」
・BESV「JR1」
・トレック「Powerfly 5」
・メリダ「eONE.SIXTY 500」
・ミヤタ「RIDGE-RUNNER」
・スペシャライズド「LEVO」
・ヤマハ「WABASH RT」
・コラテック「E-POWER SHAPE PT500」(清水)
・パナソニック「XEALT M5」(増谷)

タイムにこだわるガチンコ参加者、e-bike遊びの延長で特別な体験を楽しみたい、レースで出会って久々の仲間との再会を楽しみたいなど、参加理由もさまざま。我々もどんな絶景に出会えるのか、レースで出会った読者との再会や新たな出会いを楽しみにしています。今回は初めてスペアバッテリーを背負って走るオーナーにも出会いました。

レースなので全員とはお会いできませんでしたが、たくさんの参加者と話をできることができました。共通しているのは「レースのためのe-bike」ではなくて、e-bikeを楽しみ方のひとつとしてレースに参加していること。e-bike初期モデルも多く見られました。

「レース」はなかなかハードルが高いキーワードですが、e-bikeだからこそ参加できるレースを走るのも楽しいと思います。その地の景色やグルメを満喫したり、全国各地から参加する新たなe-bike仲間との出会いともなります。ソロで参加するのも不安かもしれませんが、きっと新たな出会いも待っていると思います。

以下は写真OKだった参加者たちです。

今年のe-bikeクラスのチャンピオン。愛車はだいぶ年季の入ったヤマハのe-MTB「YPJ-XC」です。日頃はトレラン中心だそうで、このレースに向けてかなりトレーニングされたのでしょう
普段はロードバイクに乗っていて、奥さまを巻き込もうと思ってWABASH RTを購入。ただ、あまり乗ってくれていないので、自分が乗ってレースに参戦。ホイールは純正が重いので軽量化。シートポストもサスペンションがないカーボン製にして少しだけ軽量化したそう。奥さま用なのでSサイズだったが、アシストがあるので思った以上にラクだった。奥さんが乗ってくれないと、近所を走るくらいしか使い道がなかったが、ヒルクライムという新しい楽しみ方を知ったそうです(でも本当は奥さんに乗ってほしい)。奥さま用のかわいいサイコンのカバーも印象的でした
トレック「Powerfly 5」のオーナーである田村さん。読者投稿にもあるように変わらずヒルクライムやレースを楽しんでいます。今回のレースでは事前の試走の際に路面状況を考慮してグラベルロードタイヤで参戦。2年前は2位でしたが今回は9位で、レースのレベルが高まっていて「もっと練習しないと」と語っていました
初期のメリダ「eONE.SIXTY 500」オーナーの藤原さん。大阪からの参戦で日頃はe-MTBでヒルクライムを楽しんでいるそうで、秋には大容量バッテリーの新車で「松野四万十バイクレース」も走る予定
当初はロードバイクでのエントリーを検討していたそうですが、ご友人がe-bikeクラスと知って愛車のスペシャライズド「CREO」で走ることに。我々よりも先にゴールされていました
こちらもスペシャライズド「CREO」での参加者
初期のミヤタ「RIDGE-RUNNER」オーナーさん。昨年はバッテリーが切れてしまったため、今回はバックパックにスペアバッテリーを背負って参戦。重たいバッテリーを背負って走るなんて……と思うかもしれませんが、それができてしまうのがe-bike。無事にリベンジを果たして笑顔です。また、地元でもe-bikeのツアーなどが増えているそうで、楽しさを伝えることに協力していきたいと話してくれました
e-bike部