「野沢温泉自転車祭 2024」2日間の様子を動画にまとめました 2年ぶりに「野沢温泉自転車祭 2024」に参加してきました。長野県北東部に位置する村で、日本で唯一村の名前に「温泉」が付いているのが野沢温泉村です。地元の方々で開催するアットホームな自転車イベントです。
前回に参加した際にはヒルクライムのe-bikeクラスで失格者が出たり、ちょっとだけ後味の悪い記憶も残っていましたが、グラベルロードのレースも追加されていたり、二日間にわたって楽しんできました。ヒルクライムには編集部・清水、ダウンヒルには動画担当・齋藤氏がそれぞれ愛車で参戦。スケジュールの都合上、グラベルは参戦できずに読者の感想を聞くだけになってしまったのが残念。来年はぜひグラベルを走ってみたいと思っています。
e-bike部門でも「レース」と聞くと、ハードルが高く感じるでしょうが、e-bikeは参加しやすいのがメリットでもあります。着順やタイムにこだわるのであれば、ほとんどアシストの恩恵が受けられないのでかなりハードです。しかし、特別な場所を走り、特別な景色を楽しみたいのであれば、日頃からe-bikeで走っていれば、ほとんどの人が余裕を持って制限時間内にゴールできるのでは、と個人的に感じています。
冒頭で動画をご紹介していますが、ここからは写真でもイベントの雰囲気をお伝えします。
100%である必要はないと分かってはいるものの、e-bikeを充電しながら会場を目指しました 清水はヒルクライムにe-bikeで参戦。レースに夢中になってしまい動画が撮れていなかったことを反省 ヒルクライムのレース後はゴンドラで愛車と共に下山します。晴れていれば絶景です ちなみに、翌日のMTBダウンヒルのスタート地点までのゴンドラ移動時は絶景でした ゴール後の山頂の様子。頑張って走ったのでヘトヘトで写真を撮ることも忘れてみんなと談笑、エイドステーションでの食事を楽しみました。ここで動画スタッフの齋藤氏はダウンヒルの予選へ。写真も撮らずに機材だけ預かって見送りました 美ヶ原ヒルクライムでめちゃくちゃ速かったチャンピオンが今回も……6分近く離されました すでに生産終了している初期のYPJ-XC(ハードテイルe-MTB)で。歩道を走れるようにハンドル幅を短くしている程度のカスタムなのに速い。日頃からトレランで鍛えているそうです 予選を走って戻ってきました。ちなみに何本も走れてベストタイムが採用されます ヒルクライム同様に「楽しみたい」という思いでの参加もアリ。タイムを気にせずめちゃくちゃ安全運転で下ってきたそうですが楽しかったそう ヒルクライムとは逆で、ダウンヒルはMTBをゴンドラで山頂まで運びます。そのため洗車が必要ですがウキウキで洗車しています そんな感じで初日が無事に終了。夜は野沢温泉村を満喫。その様子は動画をご覧ください 翌日のダウンヒル決勝は快晴。ゴンドラでスタート地点へ 初めて見たROCKY MOUNTAIN BICYCLES(ロッキーマウンテン バイシクルズ)のe-MTB。おそらく海外仕様だと思いますが、公道は走れなくてもこうしたクローズドコースの場合は楽しめます。本格的なMTBオーナーは使い分けて楽しんでいるようです そして一斉スタート。珍しいレースです。迫力あるスタートは動画をご覧ください この日はダウンヒルの決勝とともに、グラベルレースも開催されました。会場でゲットしたシマノ製アイテムを身につけて走る人も多かったです スタート地点までは同行しました。愛車でゴンドラを目指します メリダ・ミヤタのe-MTBオーナーたちが早々に到着。愛車のこだわりなどで盛り上がっていました 参加者の女性は「スタートのゴンドラだけでももう十分楽しいかも~」と笑顔 ゴール後の参加者インタビューでみなさん口をそろえて「気持ち良かった」という一本道。来年は走ってみたい 美ヶ原ヒルクライムに続き読者の方に現地でお会いしましたが、ヒルクライムとグラベルのロングにダブルエントリー。特別な場所を走れる楽しさがたまらないそうです。もちろん着順にこだわりはなく、e-bikeのアシストを活用してとっておきの場所が走れる時間を楽しむ。美ヶ原ヒルクライムではスペアバッテリーを背負って完走を目指す参加者もいました(無事に完走)。
レースだけでなく、現地のグルメや温泉、その時期ならでは景色なども楽しめるe-bike旅です。我々も記事のために走って撮影したりバタバタですが、その時間を満喫しています。楽しみ方は人それぞれで、いつもとは違う「特別な場所を走りたい」というe-bikeオーナーさんは、ぜひ来年はレースやイベントにチャレンジしてみてください。