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短時間外出はつけっぱなしが得! エアコンの賢い使い方で電気代を削減
2025年7月24日 13:15
コロナは、厳しい夏に向けて、エアコンの運転効率を高めながら電気代を抑えるための具体的な対策を発表した。今年の夏は、7月後半から8月前半にかけて35℃を超える猛暑日が続くと見込まれ、エアコンの使用頻度が高まると予想される。
運転前にまず確認したいのが、室外機まわりの環境。吸込口や吹出口が物で塞がれていると排熱効率が低下し、結果的に冷房効率が落ちてしまうため、風通しを良く保つことが重要だとしている。
また、フィルターの清掃も冷房性能に直結する。ホコリなどで目詰まりすると冷却効率が下がり、消費電力の増加を招くという。同社では2週間に一度の清掃を推奨しており、これによって約5~10%の節電効果が見込めるとしている。
エアコンの設定は、「自動運転」モードの活用が推奨される。室温に応じて風量を自動調整することで、冷えすぎや電力の過剰使用を防ぐことができる。
また、エアコンの電力消費が最も多くなるのは、電源を入れた直後と、室温と設定温度に大きな差があるとき。短時間の外出であれば、電源を切るよりも、連続運転させる方が消費電力は少なく済むという。30分以内の外出では、電源を入れたまま、設定温度を少し上げて連続運転することを推奨している。
風向きについても工夫が必要。冷気は下に溜まりやすいため、風向きは水平または上向きに設定すると室内の空気循環が促される。加えて、扇風機やサーキュレーターを併用すると温度のムラが軽減され、より快適な空間が生まれるという。
さらに、日差しの強い部屋では、カーテンやブラインドで直射日光を遮ることで室温の上昇を抑えられるとしている。

