バッグの中に1つ入れておくと何かと便利な無印良品の「スティック型ハサミ」

　「これあげる」と言われたら断らないようにしている。そんな風に譲ってもらったアイテムの1つで、かれこれ1年ほど、バッグに入れっぱなしにして使っているのが、無印良品の「スティック型ハサミ」だ。

無印良品「スティック型ハサミ 刃渡り：約３５mm」

　本体サイズは約16×118mm(直径×高さ)と、少し太めのボールペンほどの大きさ。バッグに入れておくと、思いのほか活用する機会が多い。

フタを閉めている状態。フタを取ると、ハサミが開く

少し太めのボールペンというほどの大きさ。ペンケースに入れておいても良いだろう

使ったことはないが、クリップ付きのフタなので、胸ポケットに差しておくのにいい

刃渡りは約35mm。薄いもしくは小さいものを切るのに最適

　よく使うのは服のほつれを切る時。切りやすくはないが、指のささくれを切るのにも使える。一番活躍しているのは衣類を買った時に付いている、タグを切る時。特に出張や旅行時に、買ってすぐに使いたい靴下や下着のタグを切る時には、持っててよかったと思う。

服のほつれを切るのに使うことが多い

切りやすくはないが、指のささくれも切れる

　以前はハサミのほかにカッターや爪やすりが付いた、マルチツールを持っていたこともあった。だが、飛行機の搭乗時に、手荷物バッグに入れ忘れていると、とっても面倒な手続きが必要になる。一方で、この刃渡り35mmのハサミなら、手荷物検査で引っかかることはほとんどない。

　バッグの中に入れていても、持ち歩いている、というほど存在感のない小さなハサミ。1つ持っておくと、意外と使う機会は多いので、おすすめです。