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ダイキン、エアコンのリサイクル料金引き下げ 2月1日から

ダイキンのルームエアコン「うるさらX(Rシリーズ)」

ダイキン工業は24日、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)に基づく、ダイキン製の家庭用エアコンの再商品化料金(リサイクル料金)を、2026年2月1日に改定することを発表した。現行の990円から改定後は550円に引き下げる。

リサイクル料金改定の内容

2001年4月に施行された家電リサイクル法は広く浸透し、2024年度の家電4品目(ルームエアコン、テレビ、冷蔵庫/冷凍庫、洗濯機)の再商品化等処理台数は、業界全体で合計約1,445万台となり、資源の有効化が進んでいる。そのうち、ダイキン工業製ルームエアコンの処理台数は約55.6万台となっており、再商品化率は91%に達しているという。

同社は、リサイクルプラントでの処理の効率化等により、収支が改善する見通しとなったため、家電リサイクル法第20条に基づき、消費者が負担するリサイクル料金を引き下げる。