年末特別企画
それでも私は、気化式を選ぶ。猫も人も快適なハイパワー加湿器を導入しました【私の2025】
2025年12月29日 13:05
2025年は、私にとって大きな節目の1年でした。フリーランスとして活動を始めて、仕事の拠点がほぼ「家」に。もともとリモートワークをしていたけれど、今まで以上に、家の中で過ごす時間がぐんと増えました。
時間が増えたと同時に、これまた今まで以上に気になるようになったのが、部屋の環境です。やっぱりずっと過ごす空間ですからね。快適に越したことはないし、何より、仕事の質や気分に直結します。
そこで、“前から気になっていたけれど、後回しにしていたこと”に思い切って着手することに。それが「加湿器の買い替え」でした。そしてこの決断が大正解! ぐんと快適度がアップしたんです。
適応床面積、舐めてました。ハイパワー加湿器で潤い実感度が爆上がり
もともと2部屋だった間取りの扉を取っ払い、ひとつのワンルーム空間にしている我が家。私は、できるだけ部屋を分けたくない、かつ扉を閉めたくないタイプなので、クローゼットの扉も開け放して、ほとんど空間をひと続きにしています。
家全体がおおよそ見渡せることで、不安感なく過ごせるところがお気に入り。一方で、広めの空間ならではの問題が、空調などの効きです。
冷暖房や空気清浄機など、室内環境を整える家電には、モデルごとに対応可能な部屋の広さがありますよね。我が家はいくつかのスペースをひと続きにしたがために、何かと効きが悪いんです。
中でも気になっていたのは、加湿器のパワーです。
今まで持っていたスタドラフォームの「Oskar little」は、スペースを取らないことを優先して選んだコンパクトモデル。見た目と邪魔にならないサイズは本当に良かったんだけど、今の部屋だと加湿量が全く足りなくて……。
そこで新たに導入したのが、同じスタドラフォームの加湿器「Noah」。冬になってから導入したものですが、私の中での「今年1番」になりました!
購入の決め手は「適応床面積」。Noahは洋室37m2(約22畳)まで加湿できる、めちゃくちゃハイパワーなモデルなんです。それでいて、Oskar littleとのサイズ差がそこまで大きくない! このパワーと設置性がNoahの魅力です。
かなりハイパワーなのに、Oskar littleと同様に「気化式」なのも推しポイント。他の方式に比べるとスピードや効率は劣るかもしれないけれど、熱を持たないし、水蒸気も出ない。だから、猫が気にして寄ってきても大丈夫! 猫最優先の我が家には、ピッタリな方式だと思っています。
そして、やっぱりデザインは重要。このスクエアフォルムと、床から少し浮いている感じの“足つき”デザインが個人的に好きで。
特に足の部分は、かなり大事です。テレビのスタンド部分や家具の脚まわりなど、デザインがいまいちだと、他がどんなに気に入っても選ばないくらい、個人的に重要ポイント。まあ正直言えば、ここはOskar littleの方が好きなんですけど。Noahは存在感を抑えつつ、無駄のない感じが好きです。
使い始めてからは、湿度がだいたい40〜45%くらいで安定するように。日によって変わりますが、目標設定した55%に近づく日も多くあります。
体感として、朝起きたときに、喉が乾燥してるなと感じることが激減。心なしか猫の静電気も減ってます。日中だと、目の乾燥が感じにくくなったのが嬉しいですね。
キッチンに花が咲いたみたい。こういうのが毎日の支えになるんですよね
もうひとつ、2025年の私の生活を支えてくれたものがあります。それが、Anthropologieの「計量カップ」。
近所のリサイクルショップで見つけたんですが、なんといっても、花のような形をしたデザインがかわいすぎる! 正直、目盛りはそこまで……いや、ぜんぜん分かりやすくありません。
それでも購入したのは、「家にあったら絶対上がるわ」と思ったから。使い勝手や利便性も大事だけど、そういう小さな高揚感って、忙しい日常の中では結構大事なんですよね。これがあるだけで、なんとなく台所に立つのが楽しくなる。偶然の出会いだったけれど、買ってよかったと思える一品になりました。
快適な空間というのは、便利もいいけれど、やっぱり1番は「好き」だと思えるかどうか。2025年は、気持ちの面でも、実際の使い勝手の面でも、心地よさをもたらしてくれるモノに出会えた年でした。2026年も、「これがあってよかった」と思えるモノを少しずつ増やして、大事な我が家をもっと快適にしていきたいと思います。







