年末特別企画

憧れのミーレ食洗機で食器洗いのイメージ変わった 暮らしまで軽やかに! 【私の2025】

スタイリッシュな見た目、収納しやすいバスケット、パワフルな洗浄力、温風乾燥しないのにしっかり乾く省エネ性、時短などなど、ミーレの魅力はたくさん

2025年もたくさんの家電に出会い、自宅にも導入してきました。毎日のように使っている“相棒家電”も数ある中で、2025年を象徴する1台はどれだろう、と考えたとき、「すっかり暮らしに溶け込んでいる」と感じたのが、「ミーレ」のビルトイン食器洗い機(G 5844 SCU)です。毎日の食器の片付けが驚くほどラクになり、本当に取り替えてよかった! と思っています。

私の食器洗いの歴史と食洗機の変遷

私の家事の原風景といって、真っ先に思い浮かぶのが食器洗いです。小学生のころから姉と交代で夕食後の担当をしていましたが、5人家族なので食器の量はなかなかのもの。洗っても洗っても終わらず、そのころから食器洗いは嫌いな家事のひとつでした(笑)。

そして20年後、結婚を機に、念願の食洗機を“マスト家電”として購入。最初の住まいは賃貸だったため卓上タイプでしたが、共働きのわが家では大活躍しました。ただ、鍋やフライパンが入らないのは、やはり惜しい……。

そこで次の引っ越しでは、45cm幅の引き出し式ビルトイン食洗機を導入。容量が増えて大皿も鍋も放り込め、一気に快適に。上からサッと見下ろして入れられるのもラクで、食器洗いに対する面倒くささがかなり軽くなりました。

……とはいえ、人間は慣れると、もっと便利を求めてしまうもの。鍋やフライパンを入れるとスペースがあっという間になくなるし、2段バスケット式は「下段→上段」の順番でしかセットできないのが、地味にストレスでした。

今年、3年前に引っ越した新居にもともと付いていた、同じく45cm幅の食洗機をミーレ(G 5844 SCU)に入れ替えたところ、こうした小さな不満が一気に解消。食器洗いの負担が、驚くほど軽くなりました。

ミーレは大きなキッチンにしか入れられないイメージでしたが、国産の一般的なシステムキッチンにも問題なく設置できました

大容量のミーレなら鍋もフライパンもすっぽり入る

ミーレの良さは、とにかく「入る量が違う」こと。国産のビルトインタイプの多くが引き出し式なのに対し、ミーレは前面の一枚扉を手前に開くフロントオープン式です。庫内の高さをしっかり確保できるため、洗える食器点数も40点前後から約51点へと、ぐっと増えました。

内部は3段バスケット構成(上段は浅いトレイ)。一番下はしっかりとした深さがあり、フライパンや鍋、大皿、まな板も余裕です。中段は高さ調整ができ、「右側だけ少し上げる」といった細かな調整も可能。

しかもバスケットはすべてスーッと引き出せるので、「下段→上段」の順番などを気にする必要もありません。朝食のちょい洗いの食器を入れておき、夜までためてまとめて洗う……といった運用も自然にできています(夏はニオイに少し注意ですが笑)。

とにかく大容量なのがミーレの魅力。庫内をLEDライトで明るく照らしてくれるので、洗い物のセットもスムーズです

ミーレは洗浄〜乾燥が約1時間。しかも乾燥は温風じゃない!

洗い方もパワフルです。底面・中段・上段の計3カ所からスプレーアームが回転しながら噴射するため、予洗いなし(固形物はあらかじめ除去)でも、カレー皿やスパゲティ皿まできれいになります。

さらにありがたいのが、運転時間の短さ。コースによりますが、洗浄〜乾燥がおおむね1時間前後で完了します。実はミーレには温風乾燥がありませんが、温水洗浄後に庫内を冷やして結露させ、蒸気を逃がす仕組みのため、しっかり乾いているのです。高温風を当てないので、食器が傷みにくいのも嬉しいポイント。

短時間で洗浄から乾燥まで終わるため、夕食後すぐに回せば、寝る前に食器棚への片付けまで完了。1日の家事をきれいに終えられます。急がないときは、夜中に「エコモード」で使えば、消費電力を抑えつつ夜間電力も活用でき、ダブルで節電に。

ミーレでキッチンがスタイリッシュに

何より日々、存在感を感じさせてくれるのがスタイリッシュな佇まいです。従来は引き出し式の食洗機と、その下に引き出し収納が設置されていましたが、今回一枚扉になったことで、キッチン全体がすっきりした印象に。扉の色はオプションのシルバーと迷いましたが、キッチンの白に合わせて標準色の白を選んだところ、違和感なく上品になじみました。

家電は、時間を短縮する道具であると同時に、暮らしの価値観そのものを更新してくれる存在。ミーレの食器洗い機は、私にとってまさに“家事観を変えた一台”です。こうして、子供のころから続いていた「食器洗いは面倒」という私のイメージは、徐々に解消され、ミーレによって幕を下ろしたのでした。

田中 真紀子

家電を生活者目線で分析、執筆やメディア出演を行なう白物・美容家電ライター。日常生活でも常に最新家電を使用し、そのレビューを発信している。専門家として取材やメーカーのコンサルタントに応じることも多数。夫、息子(高校生)、犬(チワプ―)の3人と1匹暮らし。