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「筋肉家電」5選。筋トレするなら家電の力も借りてみて

トレーニングをサポートしてくれる家電5選

暖かくなって薄着する機会が増え、体型が気になっている人もいるのではないだろうか。夏に向けて体を引き締めようとするならば、ぜひ家電の力も借りてみてほしい。今回は直接体を鍛える製品ではなく、食事などの面で筋トレやダイエットをサポートしてくれる家電を紹介する。

サラダチキンを手作りするなら多機能ケトルがおすすめ

低脂質・高タンパクでトレーニング中におすすめの食事として話題になり、今ではコンビニでも当たり前に買えるようになったサラダチキン。店頭のラインナップも豊富で、手軽に食べられるのがメリットだろう。

一方で、市販のものは調味料や添加物が気になる人もいるかもしれない。かといって手作りするにも、サラダチキンのためだけに低温調理器を購入するのはためらわれる。

筋トレ飯として定番のサラダチキンだが、わざわざ低温調理器を買うのも……

調理家電のラインナップも多いアイリスオーヤマが発売したのは、電気ケトルながらサラダチキンなどの料理も作れる「クッキングケトル ICK-M1200」。普段は湯沸かしに使えるため、収納場所を考えなくていい。容量は1Lで、直販価格は15,450円。

温度設定は40~100℃に10℃単位で切り替えられる。時間は40~70℃のときで4時間まで、80~100℃のときで30分まで設定可能。湯沸かしのほか、鍋や煮込み料理、ローストビーフやチャーシューなどの低温調理に対応している。

アイリスオーヤマ「クッキングケトル ICK-M1200」
サラダチキンや煮込み料理も作れる。普段は湯沸かし用のケトルとして使えるので邪魔にならない

飲みにくいプロテインはミキサーでなめらかに

筋トレに必要不可欠な栄養素、タンパク質を補うため食事にプラスしてプロテインドリンクを飲んでいる人も多いのでは。手軽にタンパク質を摂取できて便利なプロテインだが、粉っぽくて飲みにくいと感じる人もいるようだ。

粉っぽさを抑えるためには、ひと手間かけてミキサーで撹拌するのがおすすめだ。プロテインと水をミキサーにかけるとダマにならず、なめらかに仕上がる。バナナや冷凍ベリーなどを加えると、スムージーのようになってさらに飲みやすくなる。

プロテインをミキサーにかけると飲みやすくなる

「Vitantonio(ビタントニオ)」の「コードレスマイボトルブレンダー VBL-1500」は、充電式で外出先でも使えるのが特徴。ジムに持って行けば、トレーニング後にプロテインを飲みたいときにも活躍するだろう。直販価格は5,390円。

ボトル容量は300mlで、2cm角以下の氷も使用可能。2時間の充電で、40秒運転を約10回使用できる。

ビタントニオ「コードレスマイボトルブレンダー VBL-1500」

マッサージガンで体をほぐしてケア

トレーニングで筋肉を追い込むのと同じくらい、日々のボディメンテナンスも重要だ。普段からストレッチやマッサージなどで柔軟性を高めておけば、運動中の動きもスムーズになることだろう。

近頃は手に持って使うガン型のケアアイテムが増えている。振動する先端を体に当てることで、筋肉をほぐすことができるという。

振動で筋肉をほぐすケアアイテム

ドクターエアの「エクサガン ハイパー REG-04」は、1分あたり最大約3,000回の振動で筋肉を刺激する。約220gと軽量でコンパクトなため、持ち運びもしやすい。価格は11,880円。

「ソフトブラシ」「ポイント」「ワイド」の3種類のアタッチメントが付属し、ソフトブラシアタッチメントを装着すればフェイスラインやデコルテにも使える。2時間の充電で、約4.5~13時間使用可能。なお、本機はマッサージ器/医療機器ではない。

ドクターエア「エクサガン ハイパー REG-04」
顔にも使える

モチベーション維持に体組成計を1台

トレーニングやダイエットにおいて、大事なのは体重ではなく見た目。とはいえ変化が目に見えないとモチベーションを保ちにくいのは事実だ。

山善の「体重体組成計 HCF-60」は、マッチョ指数と呼ばれる「FFMI(Fat Free Mass Index/除脂肪体重指標)」を測定できる。直販価格は8,000円。

山善「体重体組成計 HCF-60」

FFMIとは身体の筋肉量を知ることを目的とした指数で、肥満度ではなく筋肉量の多さを判断できるという。このほか、体重/体脂肪率/体水分量/筋肉量/骨量/基礎代謝/内蔵脂肪レベル/BMI/骨格筋率などの計15項目を測定可能。スマートフォンと連携することで測定したデータがアプリに自動で記録されるため、日々の些細な変化にも気付きやすいだろう。

アプリで測定データを確認、比較できる

炊飯器は米を炊くだけの機械ではない

最後に紹介するのは炊飯器。実は米を炊くだけでなく、ヘルシーなおやつとして人気のさつまいもを蒸したりできるため、トレーニング中にも意外と役立つ。YouTubeでは炊飯器を使った減量レシピの投稿も見かけるようになった。

タイガーのマイコンジャー炊飯器「炊きたて JBS-A055」は、「野菜とチキンのポトフ」などの煮込み料理だけでなく、サラダチキンなどが作れる「クッキング低温」メニューも備えている。直販価格は14,800円。

先ほどもサラダチキンが作れるケトルを紹介したが、低温調理専用ではないぶん、普段の食事にも使いやすいのがメリットだろう。もちろん炊飯機能も充実しており、冷凍してもおいしさを保つ「冷凍ご飯」や「玄米」メニューを搭載している。

タイガー「炊きたて JBS-A055」
ローストビーフなども作れる

まずは規則正しい生活とバランスのよい食事から

今回はさまざまな面で筋トレをサポートしてくれる家電を紹介した。しかしトレーニングやダイエットにおいて重要なのは、何よりもまず規則正しい生活とバランスのよい食事だ。過度な食事制限などを行なうとかえって体調を崩す可能性もある。家電を味方につけながら、無理のない範囲で自分のなりたい体を目指してほしい。

鄭 恵慶