941のイクメン徒然

第386回

低温調理器で自炊レベルアップ! 簡単に高クオリティな肉料理

ついに低温調理器を買いました!

まいど、どうも! くしいです。

子供たちが家にあるものでおままごとをしてると思ったら「ごじゆうにおもちください」という張り紙とともに独自に作った紙幣を配っていました。義賊でしょうか。

さて今回は、低温調理器を買ってみた話です。子供が食べる用のサラダチキンを簡単に量産できるようになったり、大人が食べる用のハイクオリティな肉料理を作れたりしてなかなか最高です。Anova(アノーバ)を見かけてから数年、ずーっと欲しかったんですがついにお迎えすることができました。

低温調理器は、お湯を対流させて一定の温度を保って食材の真ん中まで火を通します。じっくり加熱することで食材が硬くなることを防ぎ、これまで家庭では難しかった調理が可能になる器具です。

購入したのは日本のメーカーが作っているBONIQ(ボニーク)という製品。「低温調理器買おうと思ってるんだけど何がいいかな?」とSNSに投稿したら所有者がワラワラとアドバイスしてくれまして、出力が高ければわりと何でもいいという結論になりました。低温調理器は7,000円台からありますが、今回購入したのは「BONIQ 2.0」というもので、BONIQ公式サイトで22,000円でした。その実力はいかほどでしょうか。

BONIQ公式サイト

箱がとてもかっこいいです
黒が高級感があります
操作は簡単
機能説明とは別にレシピ集なども付属

当初予定よりも納期が遅れたので専用ポーチがオマケでついてきました。説明書・レシピに加えて、肉の種類と厚さによって推奨される温度と時間が「低温調理 加熱時間基準表」としてまとまっています。ちなみにBONIQでは、温度を5~95℃に、時間を1分~99時間59分に設定できます。

BONIQ「低温調理 加熱時間基準表」(PDF)

低温調理器を使うためには大きめの鍋を用意する必要があります。「低温調理にはこれが最適だよ」とおすすめしてもらったのがコロナビールをまとめて購入すると付属してくるバケツ! たしかにピッタリなのでおすすめです(他にも、作動中に温度が低下しないように保温のための蓋やカバーを準備したほうがよかったりします)。

BONIQにはバケツがよく似合います
動作している時はこんな表示です

それでは実際にいくつか作ってみたのをご紹介。子供向けにはしっかりと火を通したものを作ってみました。

鶏ムネ肉に下味をつけてサラダチキンの準備をします
60℃で1時間ほど加熱していきます
サラダチキンの完成!
作り置きしておくといろいろ使えます

大人向けには美味しさ重視で、BONIQの公式レシピからいくつか作りました。

大人向けに砂肝のコンフィ。独特の食感で美味しい
ローストビーフ。家庭でも出来てすごい! という驚きがあります
牛ステーキ。簡単な調理で安定してこのクオリティが出るのはすごすぎます

到着してから2週間ほど使ってみましたが、準備をしたら後は放っておくだけで完成するのは気軽で最高。満足度がとっても高い買い物でした。他にも魚介類や野菜の調理にも使えるので副菜づくりにもよさそうです。

オマケでもらったポーチにしまっておけばそれほど場所をとらないですし、週末に作る手料理のレベルをグッとあげてくれるのでおすすめです!

櫛井 優介

1979年1月デビュー。シャイな奥さんと2013年の春に生まれた娘&2016年の秋に生まれた息子を溺愛し、お寿司が大好きなおじさんです。インターネットでは 941 と名乗っていることが多く、色んな会社に行ったりするブログ書いてます。櫛井だから941。
普段はLINE株式会社でエヴァンジェリスト / 技術広報。会社では技術系イベントの企画や運営などを担当してます。コラムは週末に書き溜めてるので微妙に時期がズレたりします。

Twitter:@941
ブログ:http://blog.kushii.net