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「ちょっと残る食材」を長持ちさせたい! 何度も使えるフォーサの真空保存袋が便利でした

ショップジャパンの「フォーサ 真空バッグ」

さまざまな食材の価格が高騰している今、注目を集めている家電のひとつが「真空保存袋(真空パック器)」です。真空保存袋は、その名の通り、空気を抜いた容器(袋)に食材を保存する家電。密閉保存することで食材の劣化や乾燥を防ぎ、ラップ保存よりもおいしく食べられる期間が長くなります。

最近はレシピサイトなどで真空保存袋を使った料理レシピも増えてきました。注目のジャンルだけに製品の種類が多い真空保存袋ですが、今回ショップジャパンの「フォーサ 真空バッグ」という製品を試してみました。フォーサの特徴は本体サイズのコンパクトさと、専用袋が繰り返し使えること。これらの特徴がどう便利なのか? フォーサを実際に1カ月使ってチェックしてみました。

ショップジャパンといえばテレビやネットでの通販で知られていますが、この「フォーサ 真空バッグ」は、家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ケーズデンキ、エディオン、ヤマダデンキ、上新電機)などの実店舗でも販売されていて、身近に目にすることができる製品です。

専用袋ゆえの「簡単」「繰り返し使える」メリット

今回試用したフォーサは、真空保存器のなかでも「ハンディタイプ」とよばれる製品です。名前の通りコンパクトなサイズが特徴で、フォーサも85×110mm(直径×高さ)、重量は約200g(電池除く)と片手にのるサイズ。手軽に使えるコードレスタイプで、電源は単三形乾電池4本を使います。

フォーサ本体のほか、袋の密閉を補助するクリップ、そしてLサイズとMサイズの専用真空バッグが各10枚ずつ、計20枚を付属します。専用袋がこれだけ入って8,400円です。

専用袋が付属した「フォーサ 真空バッグ」を試用
女性が片手で持てるサイズのフォーサ本体。軽いので収納場所を選ばず持ち運びも手軽
本体上部のハンドルと電池フタを外したところ。電源は単三形乾電池4本。電池なら常備している家庭も多いのではないでしょうか

真空保存器にはさまざまな製品がありますが、家庭用として多いのは、パソコンのキーボードを2~3枚重ねたくらいの大きさがある「卓上タイプ」。卓上タイプの多くは、袋を指定された位置に挟み込み、保存袋から脱気するという構造です。このため、片手で袋の位置をあわせつつ固定し、もう一方の手でフタを閉めるという動作が必要。

位置合わせに慣れが必要なうえ、両手が塞がる面倒さがあります。また、卓上タイプは多くが樹脂製の袋を熱で圧着するシーラー機能を持っています。このため、専用袋以外でも真空保存できる利便性はあるのですが、一度密閉した袋は再利用することを考えられていません。つまり「ちょこっと中身を出しては再密閉」に向いていないのです。

こちらは他社の家庭用の卓上タイプの真空保存袋で密閉/冷凍保存した食材。市販のチルド食品のように密閉されているので、何度も開け閉めするのには向いていません

一方、フォーサは専用の「真空バッグ」を利用します。専用袋は何度も繰り返し使えるジッパータイプで、食材を少し使っては再び脱気することも可能。しかも、袋右上には吸気弁があり、この弁にフォーサの吸い込み口を当てて電源ボタンを押すだけで手軽に脱気ができます。慣れれば片手で作業も可能で、まとめ買い後に大量の食材を保存するときにはこの手軽さがとにかく便利です。

真空バッグはMとLの2サイズ。サイズはLが354×252mm(縦×横)、Mが303×203mm(同)。いずれも袋右上に脱気用の弁が配置されています

ポン、カチ、シューであっという間に真空保存が完了

それでは実際にフォーサで食材を真空保存してみます。使い方は簡単。まず、袋のジッパー部分を開いて食材を入れ、ジップをしっかりと端から端まで閉めます。空気を漏らさないために、ジッパーは少々固めでしっかりしています。このため、ジッパーを閉める補助には専用クリップも付属しています。このクリップでジッパーを挟み込んでスライドさせれば、非力な女性の筆者でも軽い力で閉められました。

あとは、フォーサの吸い込み口を専用袋の弁に当て、本体上部のスイッチを押すだけ。脱気中はボタンが明るく点灯し、袋のなかが充分に脱気できたら自動的に停止します。ポン(フォーサを袋に置く)、カチ(スイッチを入れる)、シュー(脱気)であっという間に食材の真空パッキングが完了しました。

袋上部のジッパーを開いて食材を投入。このとき、食材が袋上部にある破線を超えないように気を付けます
クリップでジッパーを挟み、スライドして密閉。クリップを使わないと、少し力は必要になりますが閉められました
袋が用意できたら、弁にフォーサをあてて脱気するだけ。脱気中は手を離してもしっかり弁に吸い付いて脱気していました
脱気後の状態
我が家で実際にフォーサを使用しているところ。この手軽さが伝わるでしょうか?

食材が長持ちする……だけじゃない! 使って分かるこの便利さ

真空保存袋を購入するユーザーの多くは「長くおいしく保存できる」ことを期待しているのではないでしょうか? 実際、フォーサを使って食材を保存すると明らかに酸化や劣化の進みが穏やかになります。保存期間の差は、普通にラップをするより大きく違っているのが実感できました。

一般的なジッパーバッグ(上)とフォーサ真空バッグ(下)で10日間保存したアボカドの比較。いずれも冷蔵庫で保存したもの

フォーサで真空保存してから冷凍することで「冷凍保存」もおいしくできます。冷凍保存は、保存方法によっては食材に霜がついたり、乾燥したり、冷凍やけを起こすことを経験したことがある方もいると思いますが、真空保存袋でこれらの問題がほとんど解決しました。

一般的なジッパーバッグ(上)とフォーサ真空バッグ(下)で28日間冷凍保存したサバ。写真は冷蔵庫内12時間以上解凍した後。フォーサで保存したサバは買いたてのような瑞々しく新鮮な色をしていますね

実際にフォーサを日常生活に導入してみて、筆者が「これは便利!」と感じたのは、じつは食材が長持ちする以外のポイントにもありました。フォーサのメリットはいろいろあるのですが、我が家の利便性トップ3は「“少しだけ食べる”ができる」「冷蔵庫のスペースを有効に使える」「調理の手間を減らせる」の3つ。

なかでも、夫婦2人暮らしの我が家でありがたかったのが、最初の「“少しだけ食べる”ができる」こと。夫婦2人暮らしだと野菜は丸ごと1個だと食べきれないことも多いのですが、小分けパック野菜は価格が割高です。真空保存をすれば野菜も長持ちするので、小食2人暮らしでもしっかり使い切ることができました。

個人的なおススメは果物の真空保存。健康のために果物は毎日食べたいものの、いまは果物が驚くほど高くなっています。正直、大きな梨などは夫婦2人で一日一個は多すぎる……。そんな場合も、カットしたフルーツをフォーサで保存しておけば、開封と密閉を繰り返すことで「食後に二切れ」「お弁当に一切れ」とチョコチョコ使いができました。もちろん、カット直後と比べてしまうと少し味は落ちましたが、皮をむくのを面倒くさがる家族が、好きな時に好きな量だけ果物を食べられるという利便性には代えられません。

なお、柔らかい果物を保存する場合などは脱気を途中で止められるので、食材に合わせて真空の度合いを調節できます。

野菜はカットして保存しておけば、調理前に野菜を切る手間も省けます。3日前にカットしたズッキーニの断面も茶色くならずにキレイなまま!
果物もカットした状態で真空保存
むいて2日後の梨を真空保存袋から出すと、色も変わらずシャキシャキとおいしく食べられました。ちなみに、すっかり熟したモモなど柔らかい果物の場合は、つぶれないように脱気を途中でストップして保存できます
少人数世帯だと意外に保存に困る“個包装じゃないお土産”。写真は京都の「生八つ橋」で、開封後は当日中に食べないと固くなってしまうもの。フォーサで「食べては密閉」を繰り返し、1週間柔らかいまま楽しめました

まとめ買いも怖くない、少ない冷凍スペースに使い勝手のよさも

家庭では冷蔵庫のスペースが限られているため「冷蔵庫のスペースを有効に使える」も大きなメリットでした。食材を平たく保存できるため、パックや丸のまま保存するよりも保存に必要なスペースが格段に少なくて済みます。

しかも、冷凍保存ならば省スペースなだけではなく、使い勝手も格段にアップ。なんといっても、真空保存する方法を工夫すれば、いちいち食材を小分けにしなくても「必要な量だけ使う」ことができるようになるのです。

基本的に、どの食材も薄い状態で冷凍保存していて、流水にさらす解凍では食材が袋に密着している分、水に触れる部分が多くなって素早く解凍できました。袋を開いた状態にすれば電子レンジでの解凍も可能でした。

一週間分の肉類や魚類をまとめ買い。パックのままだと我が家の冷凍庫には入らない量でした
真空保存したところ。平たくパックすることで、半分くらいのスペースに収まるようになりました

食材をまとめて冷凍保存を活用する人も多いと思いますが、便利な一方で解凍に手間もかかる場合があります。個人的にこれまで“小分け解凍”にかなりの手間を感じていたので、必要な量だけ使えるのはうれしいメリットでした。

ミンチ肉は薄く冷凍することで割って必要な分だけとりだすことも。厚みがある場合は、柔らかいうちに指などでミゾをつくっておけば、そこで割りやすくなります
1つのバッグの中で食材の間にすき間を作って保存すれば、少量ずつ取り出せました。肉などを少量ずつラップして小分けパックするより断然簡単!
袋を開いた状態にすれば電子レンジでの解凍もできます

真空保存袋ならではの時短料理は忙しい時の救世主

「調理の手間を減らせる」点も見逃せません。我が家では一部の肉や魚は味をつけた状態で冷凍する「下味冷凍」を実施。料理をする時間がないときは、下味冷凍した食材を加熱するだけで手間なく一品ができあがるようにしています。

ちなみに、フォーサの専用袋は耐熱温度が80℃。このため、人気のサラダチキンやローストビーフなどは袋のまま低温調理することも可能です。下味調理は普段の忙しいときにも便利なのですが、我が家ではたまに格安になった牛肉や刺身柵(さく)をみつけると下味をつけて保存し、急な来客があっても慌てないようにしています。

下味冷凍の一例。左から「塩コショウした鮭とキノコに、すだちにバターを乗せたもの」「真鯛に少量の醤油をたらして昆布〆にしたもの」「牛ブロック肉にニンニクと醤油麹を塗ったもの」。冷凍庫にあれば急なお客さんや晩酌にも大活躍するレシピばかり
ローストビーフは冷凍した肉を、そのまま58℃で低温調理できる自動調理鍋に放り込むので解凍の手間もなく手軽でした
あとは食べる前にフライパンで表面に焼き色をつけたら、簡単で失敗しないローストビーフの完成
鯛の昆布〆はそのままでもおいしいのですが、鯛茶漬けにすれば立派な一食に。しかも、鯛が半解凍の状態で切れば、素人でも美しい断面にカットできました。半解凍カットは肉を薄切りにしたいときにも便利なテクニック

真空保存は食材に素早く味をしみこませる効果もあります。このため、肉や魚に味付けをして真空保存すれば、しっかり中まで味が染み込むのも真空保存袋のうれしいメリット。我が家では「今日は野菜が足りない」という場合に、急いで浅漬けをつくるのにも真空保存袋を利用しています。袋に野菜と調味料を入れて真空保存すれば、5分も待たずに味の染みた浅漬けができあがりました。

キュウリと大根、セロリをスティック状にしたものを専用袋に入れて塩昆布を投入。シャカシャカ振ったあとにフォーサで真空保存しました。写真は2分ほどで器に移したものですが、ほとんど時間を置いていないのに味がなじんでいるのがわかりました

ちょこっと使ってまた真空に、繰り返し使えるのがとにかく便利

専用袋を利用するということでランニングコストが気になる人もいるかもしれませんが、じつはフォーサの真空保存袋はかなり丈夫。何度も洗って繰り返し利用できることが公式にもアナウンスされています。「袋」というと使い捨てのように感じてランニングコストが気になりますが、どちらかといえばタッパーコンテナに近い扱いです。

今回筆者が試したのは、実店舗でも販売されているセットで、最初から袋が20枚(Lサイズ10枚+Mサイズ10枚)付属していたので、洗って使えばランニングコストを意識することなく長く利用できると思います。

袋は裏返して洗剤で洗浄すれば何度も利用可能。我が家では5回洗った袋も問題なく利用できていました。ジッパーがうまく閉まらなくなるなどの状態になったら買い替え時だそうです

今回、フォーサを1カ月じっくりと利用してみましたが、とにかくうれしいのが「我慢しない」快適さ。我が家は夫婦そろってそこまで食欲旺盛ではありません。このため、家にある食材でも、キッチリ使い切るにはタイミングや料理の調整が必要でした。しかし、フォーサを利用してからは「残ったら再密閉すればヨシ!」と、気軽に食材を残せるようになりました。これだけで調理のストレスがかなり軽減されました。

フォーサをヘビーに利用していると、料理のたびに何度も再密閉することになるのですが、このときに力を発揮するのがフォーサの「手軽さ」。サッと取り出して、片手でササッと脱気できるので面倒さがありません。こういったツールは「日常生活で続けられるか」が重要なので、この手軽さは本当にありがたいポイントです。

(提供:株式会社オークローンマーケティング)