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アイリスのカメラ付き冷蔵庫に大型モデル。スマホで中がわかる

STOCK EYEシリーズの新製品

アイリスオーヤマは、庫内の様子をスマートフォンで確認できる冷蔵庫「STOCK EYE(ストックアイ)」シリーズから、容量453Lの「IRGN-C45A-W」「IRSN-C45A-B」、同503Lの「IRGN-C50A-W」「IRSN-C50A-B」を8月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は453Lタイプが26万円前後、503Lタイプが27万円前後。

冷蔵室のドアと天井にカメラを搭載した冷蔵庫。外出先からも庫内をスマートフォンで確認できるため、食材の買い忘れや二重買いの防止に役立つとしている。2022年に発売した296Lの小型モデルに加え、新たに453Lと503Lの大型モデルをラインナップする。

冷凍室、急速冷凍室、製氷室の合計容量は約171L。冷凍室には買い物カゴ2.4個分の食品を収納できるため、大量の作り置きやまとめ買いなどをしても安心とする。

冷凍室の引き出しは、奥まで出し入れがしやすいフルオープンスタイルを採用。小物収納に適した深さ約5cmのトレーや、大物や箱物など背の高い食品の保存に便利な深さ約20cmのケースなど3段に分かれており、食材の大きさに合わせて整理・収納できるという。

引き出しはフルオープンスタイルで奥まで見渡しやすい

冷却時間を通常の約40%短縮する「急速冷凍機能」を搭載するほか、野菜室に加えて冷蔵室内にも、葉物野菜の保存などに適した「低温野菜室」を備える。

また、完全に凍らせないことで肉や魚の鮮度を落ちにくくする「微凍結設定(約-2℃~0℃)」と、刺身や加工食品の保存に適した「チルド設定」を切り替えられる「微凍結・チルド切替室」を搭載。

冷蔵室には、ネットワークカメラを左ドアに2機、天井に1機、高さを変えて配置。冷蔵室の上段、下段、奥、右ドアポケットの広範囲を、死角を減らして撮影するという。撮影した画像は、連携させたスマホアプリから確認できる。

カメラを冷蔵室内に搭載
アプリで庫内の様子を確認できる

453Lタイプは、本体の高さを約170cmにし、庫内の最上段の棚を見やすくした。手も届きやすいため、冷蔵庫内を無駄なく有効に活用できるとする。

453Lタイプの本体サイズは685×699×1,701mm(幅×奥行き×高さ)。年間消費電力量は290kWh/年。コード長は約2.3m。本体の重さと前扉の素材は、IRGN-C45A-Wが約114kg/白ガラス、IRSN-C45A-Bは約108kg/黒板金。

453Lタイプの白ガラス
453Lタイプの黒板金

503Lタイプの本体サイズは685×699×1,833mm(幅×奥行き×高さ)。年間消費電力量は304kWh/年。コード長は約2.3m。本体の重さと前扉の素材は、IRGN-C50A-Wが約121kg/白ガラス、IRSN-C50A-Bは約115kg/黒板金。

503Lタイプの白ガラス
503Lタイプの黒板金

このほか、カメラ非搭載モデルを7月中旬に発売する。ラインナップは、容量453Lで前扉が白ガラスの「IRGN-45A-W」、黒板金の「IRSN-45A-B」、容量503Lで前扉が白ガラスの「IRGN-50A-W」、黒板金の「IRSN-50A-B」の4機種。店頭予想価格は、453Lタイプが24万円前後、503Lタイプが25万円前後。カメラ以外の基本仕様は、カメラ搭載モデルと共通。