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シャープ、家にある卵や缶ビールの在庫が外出先でも分かるトレイを新開発
2021年12月21日 11:15
シャープは、冷蔵庫にある卵や缶ビールなどの残量がスマートフォンで確認できるトレイ「ストックアシスト」を開発。ネット接続に対応した冷蔵庫の新モデルを予約購入すると先着で500名にプレゼントする。単体での発売については未定。
対象となる冷蔵庫の購入期間は12月21日~2022年3月9日で、応募期間は2022年3月29日まで。プレゼントが届けられるのは3月下旬以降。
「ストックアシスト」は、専用トレイの上に置いた食品の有無を近接センサーで感知して、卵などの個数管理や保存日数のカウントが可能。購入日が違う食品も個別に管理できる。冷蔵庫とはBluetoothで通信。対象の冷蔵庫が搭載するWi-Fiと、インターネットを介して外出先でも確認できる。
6つに区分けされた6画ホルダーも付属し、缶飲料や調味料などを管理可能。冷蔵庫の中だけでなく、常温保存の調味料などにも利用できる。卵や調味料など保存しているものの種類は、用意されたアイコンを利用することで区別できる。近接センサーによる固体の有無の確認は15分に1回。
専用アプリには、在庫状況のほか「使い忘れ」「残量少」「補充時」を通知できる機能も備え、買い忘れや、使い忘れによる食品ロス防止にも役立つという。食品が少なくなるとアプリ画面に「買物ボタン」を表示。それを見て購入した人がそのボタンを押すと家族で共有されるため、重複して買うことを防げる。
ストックアシストのプレゼント対象となる冷蔵庫は、12月21日に発表されたGKシリーズの「SJ-GK50J」(504L)と「SJ-GK46J」(457L)、MFシリーズ「SJ-MF50J」(504L)、「SJ-MF46J」(457L)、MWシリーズ「SJ-MW46J」(457L)の計5モデル。2022年2月10日より順次発売する。
冷蔵室にプラズマクラスターユニットを搭載して清潔性に配慮したほか、野菜室に備えた「抗菌お手入れトレー」や、取り外せるチルドルーム上の棚などを採用し、掃除のしやすさを高めたのが特徴。ネットを通じて様々な情報を取得したり機器連携ができるAIoT機能も進化した。製品の詳細は別記事で掲載している。