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パナソニックがカメラ付き冷蔵庫 買い忘れ防止や野菜管理

「冷蔵庫AIカメラ」を搭載した冷凍冷蔵庫

パナソニックは、本体上部にAIカメラを搭載した冷凍冷蔵庫「CVタイプ」を、5月下旬に発売する。定格内容積525Lの「NR-F53CV1」、457Lの「NR-E46CV1」の2機種をラインナップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に37万円前後、34万円前後。

(左)NR-F53CV1、(右)NR-E46CV1

カメラ画像から野菜をAIで認識し、食材管理をサポートする「冷蔵庫AIカメラ」を搭載した冷凍冷蔵庫。アプリとの連携で冷蔵室/野菜室/冷凍室の庫内画像を外出先でも確認でき、買い忘れやダブリ買いを減らせるという。

なお、カメラで食材を管理する冷蔵庫は、日立グローバルライフソリューションズやアイリスオーヤマが既に展開しており、パナソニックもそれに続く形となる。

冷蔵庫の天面に2つのカメラを搭載し、ドアを開けるたびに庫内を撮影
冷蔵庫内の画像は「Live Pantry」アプリで確認できる

パナソニック「CVタイプ」の特徴として、野菜室の画像からAIが野菜の種類を自動認識し、登録食材をリスト化。利用期限目安に応じて早く使った方が良い食材のレシピを提案し、使い切りをサポートする。認識できる野菜は45種類で、食材を出し入れ後、画像が更新されると新しく入った野菜を認識するという。

野菜室の撮影画像から、AIが野菜の種類や入庫日を自動で認識

野菜室のケース内を最適な湿度に保つ「モイスチャープラスフィルター」を採用し、冷却も最適化した「Wシャキシャキ野菜室プラス」で野菜を約10日間シャキシャキに保存可能。さらに野菜室を100%全開に引き出せる「ワンダフルオープン」により、奥までしっかり見えて整理しやすいとする。

野菜室と冷凍室は「ワンダフルオープン」で使いやすい

「NR-F53CV1」の本体サイズは650×725×1,850mm(幅×奥行き×高さ)。重量は110kg。容量は冷蔵室が287L、製氷室が15L、クーリングアシストルームが26L、冷凍室が96L、野菜室が101L。年間消費電力量は286kWh/年。カラーはヘアラインディープブラック。

「NR-E46CV1」の本体サイズは600×699×1,850mm(幅×奥行き×高さ)。重量は101kg。容量は冷蔵室が253L、製氷室が14L、クーリングアシストルームが21L、冷凍室が82L、野菜室が87L。年間消費電力量は263kWh/年。カラーはヘアラインディープブラック。