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ティファールが炊飯器に参入。遠赤+高火力IHで粒立ちごはん
2022年10月6日 06:30
グループセブ ジャパンは、「ティファール」ブランド初となる炊飯器、「ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器 5.5合」を、10月14日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は63,700円前後。
フタから内釜に向かって遠赤外線を放出し、一粒一粒の米に、直接熱を届けるという炊飯器。同時に、内釜の下部をしっかりと包み込むように、高火力IHで熱を加え、釜の内部に対流を起こしながら、素早く炊き上げる。遠赤外線と高火力IHにより、米の表面にハリが出て、甘みを閉じ込めつつ、粒立ちの良い旨味を凝縮したごはんに炊き上げるという。
遠赤外線と高火力IHを活かすため、上下55度の角度を施した球状の釜を採用。この形状により、大きな熱対流と熱循環を促し、加熱ムラを抑えて、中心までふっくらと炊き上げるとする。釜の縁を厚くして段を設けた段付釜縁(だんつきかまふち)で放熱を抑え、釜の中に熱を閉じ込めて沸騰効率を高めている。
内釜の材質は、釜内を素早く均一に加熱できるよう、発熱効率の良い「鉄」と、熱伝導に優れた「アルミ」を組み込んでいる。鉄とアルミを使った厚さ約3mmの釜にすることで、じっくり熱を蓄えて包み込むように炊き上げる。
底面のIHとは別に、内釜の側面には加熱ベルトを配置。保温時にも断続的に放出される遠赤外線と合わせて、この加熱ベルトや底面IHなどの組み合わせで、米の保温に最適な温度で、釜の内部温度を安定して保つ。長時間経過しても、炊きたてのような、粒立ちが良いごはんが味わえるとする。
炊飯メニューは、白米/無洗米/玄米/雑穀米/長粒米の炊飯モードと、すしめし/炊き込み/冷凍ごはん/お粥/玄米・雑穀粥の、5種類のメニューを用意。ごはんだけでなく、お粥や寿司飯なども簡単に炊ける。
炊飯時に「冷凍ごはん」を選択すると、最後の炊飯工程で炊きあがり時間を調整し、米の水分を蒸発しにくくする。そのため、米に弾力がある、粒立ちの良いごはんが炊き上がる。冷凍後に電子レンジなどで再加熱しても、ベチャつかず、ハリと粒立ちの良いごはんが食べられるという。
炊き上がりは、「やわらかい、ふつう、かため」から選択可能。朝食と夕食の炊飯用に、2つの予約時刻で炊き上がりの時間をセットできる。早炊き炊飯時には、約26分で炊き上がる。通常の炊飯は50分。
使用後に洗うパーツは、内フタと釜、蒸気口の3点。内フタと蒸気口、炊飯用カップやしゃもじは食洗機に対応する。また、洗浄機能を備え、炊き込みご飯を炊いた後などに使えば、気になる釜内のニオイを洗浄できるという。
本体サイズは約312×258×232mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約5.1kg。炊飯容量は5.5合(1L)。定格消費電力は1,150W。電源コード長は約1mで、マグネットプラグを採用。本体カラーは、ブラックとメタリックの2色。
