ニュース
タイガー、土鍋に学んだ粒立ちごはんの炊飯器スタンダードモデル
2022年7月22日 09:30
タイガー魔法瓶は、圧力IHジャー炊飯器のスタンダードモデル2機種を、8月21日に発売する。ラインナップは5.5合炊きの「炊きたて JPV-A100」と、1升炊きの「炊きたて JPV-A180」。価格はオープンプライス。店頭予想価格は順に46,800円前後、49,800円前後。
内なべに、純アルミと合金アルミ、ステンレスを重ねた5層構造の、遠赤5層土鍋蓄熱コート釜を採用。遠赤コーティングで遠赤効果を高め、水分をお米一粒ひと粒までムラなく均一に広げて、ふっくら粘りのあるごはんを炊きあげるという。また炊きあげ時に約1.25気圧の圧力をかけることで、内なべの中の温度を約106℃に高め、ごはんの粘りと甘みを引き出す。
土鍋に学んだ独自の「旨み粒立ち炊飯プログラム」を採用。低めの温度で長く吸水し急速に温度を上昇させることで、甘みのあるもっちりとしたごはんを炊きあげるという。
ふたに備えた蒸気センサーが、ごはんから出る蒸発水量を感知。保温時の温度を管理し、黄ばみや乾燥を抑えつつ、水分をごはんにとどめて、炊きたてごはんのハリつや、おいしさを長時間キープする「粒立ち保温」を搭載する。
茶碗1杯(0.5合)を、最短約15分で、1合を約17分で炊飯できる「少量高速」メニューのほか、「少量旨火炊き」メニューを搭載。同メニューは、通常の「白米」メニューよりも甘みを引き出す吸水温度帯を長く持続させ、昇温時の火力を上げ急激に温度を上昇させる加熱プログラムを採用。茶碗1〜2杯分など、少ない量でもしっかりハリと甘みを引き出すという。
そのほか、ごはんを冷凍する際に適した「冷凍ご飯」メニューや、通常の「白米」メニューの2倍の時間をかけることで、お米本来の旨みを引き出す「極うま」メニューを備える。
炊飯のほかにも、カットした食材と調味料を入れるだけで料理が完成する、ほったらかし調理も可能。沸とう温度に近い温度で煮た後、一気に調理する「クイック調理」では、調理時間を1分から30分まで1分単位で設定できる。
最初の60分は高めの温度設定で加熱し、それ以降は火力を弱めて蒸気を抑えてじっくり煮込む「スロー調理」では、30分から360分まで設定でき、スロークッカーとして使える。また、「スロー調理」では、水を加えずに食材から出る水分を利用した無水調理もできるという。
毎日の手入れは、内なべと内ぶたの2点のみ。内ぶたは食器洗い乾燥機にも対応する。高温の水蒸気と圧力を利用して洗浄する「圧力洗浄コース」を備え、約24分で洗浄。炊飯メニューや調理メニューのあとの汚れやニオイを抑える。
5.5合炊きの「JPV-A100」の本体サイズは、257×380×214mm(幅×奥行き×高さ)。重さは5.5kg。最大消費電力は1,100W。1回あたりの炊飯時消費電力量は181Whで、1時間あたりの保温時消費電力量は16.1Wh。本体カラーは、「JPV-A100」がマットブラックとマットホワイトの2色、「JPV-A180」がマットブラックの1色。