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ダイニチ、外出先から操作できる加湿器。トレイは水洗い不要のカバー付き

ハイブリッド式加湿器「LXシリーズ」

ダイニチ工業は、ハイブリッド式加湿器「LXシリーズ」より、スマートリモコンを介した遠隔操作に対応する新モデル「HD-LX1021」「HD-LX1221」を8月2日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に40,500円前後、43,800円前後。

LXシリーズは、「カンタン取替えトレイカバー」を採用し、トレイの水洗いが不要なハイブリッド式加湿器。新たにスマートリモコン対応機能を搭載し、外出先からのスマートフォンでの遠隔操作などが可能になった。両モデルともに水タンク容量は7L。加湿量が異なり、HD-LX1021の適用床面積はプレハブ洋室で27畳まで、HD-LX1221は33畳まで。

手入れのしやすさやデザインが特徴のLXシリーズ

赤外線を利用する市販のスマートリモコンに対応。各スマートリモコンの専用アプリに加湿器の運転モードを登録することで、スマートフォンから加湿器の操作が可能。なお本機は無線LAN機能を搭載せず、本体を直接操作できるリモコンは付属しない。

遠隔操作できる内容は、「運転入/切」「運転モード設定」「湿度設定」。乾燥した部屋を加湿するには時間がかかるため、外出先からあらかじめ加湿器を運転させておくことで、帰宅後はすぐに快適な空間で過ごせるという。またスマートリモコンを介して、スマートスピーカーからの音声操作にも対応する。

市販のスマートリモコンに対応
スマートリモコンに運転モードを登録すればスマホから遠隔操作できる

トレイの水洗いの手間を省くカンタン取替えトレイカバーを搭載。トレイが汚れたら新しいカバーと交換する仕組みで、定期的にトレイをスポンジで水洗いする必要がない。

水タンクには上下に取っ手を付けることで持ち運びやすくした。いずれのモデルもタンク満水時の重さは約7.7kgだが、両手でしっかり持てるため給水作業を安定して行なえるという。

手入れの手間が省けるカンタン取替えトレイカバー
上下の取っ手で持ちやすく

タンクキャップには「Ag+抗菌アタッチメントEX」を備える。水中に抗菌成分が溶け出し、タンク内の雑菌の繁殖を抑えるという。

運転モードは標準、静音/おやすみ快適、eco、のど/肌、ターボの5種類。おやすみ快適モードでは、眠りを妨げないよう運転開始後1時間は最小運転音で静かに加湿。その後は静音モードで好みの湿度に自動コントロールすることで、睡眠時にも快適に過ごせるとしている。

いずれも本体サイズは390×245×405(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.4kg。本体カラーはサンドホワイト/モスグレーの2色展開。

HD-LX1021の標準モード時の加湿量/運転音/連続加湿時間は順に、960ml/時、13~34dB(最小~最大)、7.3時間。適用床面積はプレハブ洋室が27畳まで、木造和室が16畳まで。

HD-LX1221の標準モード時の加湿量/運転音/連続加湿時間は順に、1,200ml/時、13~34dB(最小~最大)、5.8時間。適用床面積はプレハブ洋室が33畳まで、木造和室が20畳まで。

HD-LX1021/HD-LX1221の仕様詳細
操作部
モスグレー