ニュース

2月の加湿器出荷額が前年比7倍で過去最高、ダイニチ

2021年2月の加湿器出荷金額は前年同期比約700%

ダイニチ工業は19日、2021年2月の加湿器出荷金額が前年同期比約700%となったことを発表した。2月の出荷金額としては、2003年の発売以来最高の実績としている。

すべての加湿量クラスで出荷台数が前年実績を上回っているなかで、特に加湿量1,000ml/時以上の大型クラスの構成比が増加しているという。同社はこれについて、大型クラスのハイエンドモデル「LXシリーズ」が好調であるほか、学校など公共施設での需要増加によるものとみている。

例年2月はオフシーズンに入るが、2021年は新型コロナウイルスなどの感染症対策として加湿器需要が継続。これに伴い、昨年は2月に次年度モデルの生産を行なっていたが、今年の2月は当年度モデルを増産体制で生産したという。

同社加湿器の出荷金額は、2021年1月にも前年比約500%で過去最高を記録していた。

大型クラスの構成比が増加
大型クラスのハイエンドモデル「LXシリーズ」