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潤すと乾かすを同時に? 美容液ミストでケアするSALONIA新発想ドライヤー

サロニア トリートメントミストドライヤー SAL21102WH

I-neは美容家電ブランド「SALONIA(サロニア)」より、美容液ミストで髪をケアしながら乾かすドライヤー「サロニア トリートメントミストドライヤー SAL21102WH」を、6月15日にAmazon.co.jp、楽天市場などのECサイトにて発売する。価格は25,300円。

「美髪器」がコンセプトのドライヤー。専用の髪用美容液をミスト状に噴霧することで、髪をケアしながら乾かすという。2.3m3/分の大風量設計により、従来機種(SL-007)よりもドライ時間を40%短縮させた。

美容液のミストを噴霧しながら乾かすドライヤー
吹出口の下にミスト噴霧口を配置

別売の専用カートリッジ「トリートメントミストドライヤーセラム」をセットして使用する。使用時は美容液のマイクロミストが発生し、ドライヤーの風と熱で髪全体に美容液成分を届ける。ミストはワンボタンでオン/オフを切替可能。

運転モードはTURBO/SET/COOLの3種類。運転時は自動的にマイナスイオンが発生する。

本体サイズは168×79×235mm(幅×奥行き×高さ)。重量は600g。電源はAC110V(50/60Hz)。消費電力は1,200W(TURBO時)。クリーン用カートリッジが付属する。

ドライヤーをしながらヘアケアも同時にできる
ミストはワンボタンでオン/オフ可能

乾かしながらケアが叶う専用美容液

ドライヤーにセットして使用する美容液カートリッジ「サロニア トリートメントミストドライヤーセラム」は28ml入りが2個セットで、価格は2,200円。使用目安は2本で約1カ月分(ミディアムへア、ミストケア1回約6分間使用の場合)。交換用のフィルターレフィルが付属する。

サロニア トリートメントミストドライヤーセラム
ドライヤーの吹出口下部にセットする

トリートメントミストドライヤーセラムには熱に反応して髪のダメージに吸着、補修するヒートケア成分を2種類配合。さらにカラーキープ成分やスカルプケア成分も含まれており、サロントリートメント級のツヤ髪へ導くという。

セラムはウォーターベース処方で、しっかり潤いながらもベタつかず、サラッとした使い心地を実現した。爽やかなホワイトハーバルの香りを採用。脱衣所でも使えるほのかな香り設計としている。

またセラムミストが髪1本1本をコーティングすることで、濡れ髪がほぐれやすくなるため、摩擦ダメージから髪を守りながらドライ効率もアップさせるという。

熱を利用して髪を補修するヒートケア成分を配合
ウォーターベースでベタつかない

パッサパサのブリーチ毛にもまとまりが! 美容液ミストを体験

発売日の6月15日、東京・表参道のヘアサロン「SUNVALLEY」にてメディア向けの体験会が行なわれた。シャンプーをして濡れた状態から、トリートメントミストドライヤーを使用してスタイリストの方に乾かしてもらった。

筆者の髪はブリーチやカラーを繰り返し、ダメージが蓄積している。一応オイルなどをつけてケアしてはいるものの、パサついて髪がまとまらずに広がってしまう。

オイルなどをつけてはいるが、パサパサで傷んでいる

シャンプー後にドライヤーを当ててもらうと、風量が強く、頭皮まで風がしっかり届いている感覚があった。乾かすのにミストを噴霧して、かえって髪が濡れてしまわないのかと気になっていたが、ミストの粒子が細かいためビショビショに濡れてしまうことはないという。また、乾いた髪に使用することでしっとり仕上げられるとする。

髪の左半分をミストがオンの状態、右半分をオフの状態で乾かしてもらったところ、左だけでなくミストを噴霧していない右側もマイナスイオンの効果でまとまって見えた。しかし触ってみると、ミストを使用した左側のほうが表面がなめらかに潤っているように感じる。

左側がミストあり、右側がミストなしで乾かした状態。見た目は大差ないが、左の方が手触りがしっとりしていた

最後は右半分にもミストを使って、ブローで仕上げてもらった。シャンプー前はパサパサで毛先がいろんな方向を向いていた髪が、ある程度まとまって頭頂部にはツヤも生まれている。

ミスト用のセラムが別売のためコストはかかるが、普段からヘアオイルなどを使用しているのであれば、それらと置き換えてもよさそう。乾かすと同時にヘアケアができるという、時短も叶えてくれるドライヤーだ。

ダメージヘアにもまとまりとツヤが生まれた
真っ白でシンプルな本体デザイン