ニュース

シャープ、ヘアカラーの色落ち防ぐドライヤー。髪表面を55℃に保つ

プラズマクラスター ドレープフロードライヤー

シャープは、2つの吹き出し口から風を出すドライヤー「プラズマクラスター ドレープフロードライヤー IB-WX2」を5月27日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は36,000円前後。

2つの吹き出し口からの風が髪をドレープ状になびかせることで、広範囲に風が届くようにしたドライヤー。美容師が2台のドライヤーを持って髪を乾かす技術を参考に開発した。IB-WX2は従来機に比べ送風面積が大きく、ドライ時間を約10%短縮したという。また、プラズマクラスターにより、静電気や髪の退色、枝毛・切れ毛を抑制する。

2つの吹き出し口からの風が髪をドレープ状になびかせる

ドライモードは5モード。約90℃の風で乾かす「スピーディドライモード」、髪と吹き出し口の距離に応じて温度を切り替える「センシングドライモード」、温冷風を交互に切り替える「ビューティーモード」、低温風で地肌を乾かす「スカルプモード」、スマートフォンアプリで設定する「APPモード」を備える。

センシングドライモードでは、髪表面の温度が55℃以下になるように保つ。吹き出し口から髪までの距離を距離センサーとAIで測定して、送風温度をコントロールする。摩擦や熱によるダメージを抑えることで、スピーディドライモードに比べて色落ちを約40%抑制する効果があったという。

吹き出し口から髪までの距離をセンシング

APPモードでは、ドライヤーとBluetooth接続するスマホアプリ「ボーテアップ(beautéAPP)」でカスタマイズした送風を行なう。冷風から温風まで7段階の温度、1~30秒の温度切り替え時間を組み合わせてループする、オリジナルのドライモードを作れる。

また、APPモードの新機能として、本体のMODEボタンでモードを選択するときに、特定モードのスキップや順序入れ替えができる機能を搭載した。よく使うモードの順序を先にしたり、使わないモードを飛ばしたりできる。

APPモードは、スマホアプリでカスタマイズ

本体サイズは88×132×233mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約590g。電源コード長は約1.7m。消費電力は1,200W(ホット/ターボ運転時)。風量は約1.2m3/分(ターボ運転時)。カラーはピンク系/ホワイト系。セット用ノズル/ユニット清掃ブラシが付属する。

ホワイト系