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タイガー「炊きたて」50周年モデル。甘みとハリを引き出す“最高傑作”炊飯器
2020年7月16日 17:27
タイガー魔法瓶は、「炊きたて」シリーズ50周年記念モデルとして、5.5合炊きの土鍋圧力IHジャー炊飯器「炊きたて 土鍋ご泡火(ほうび)炊き JPL-A100」を9月10日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は128,000円。
内なべに「本土鍋」を採用し、土鍋ならではの細かい大量の泡でお米を包んで炊きあげる「土鍋ご泡火(ほうび)炊き」を特徴とする。仕上げ工程でお米の甘みとハリを引き出す「丹精(たんせい)仕上げ」、内なべ内の湿度や環境を整え美味しさを保つ「おひつ保温」などの新機能を搭載。同社のジャー炊飯器「炊きたて」シリーズの最高傑作としている。
「土鍋ご泡火炊き」は、大量の泡がお米を包んで表面を守ることでお米が傷つきにくく、旨み成分のデンプンが閉じ込められるため、表面がつややかでもっちりとした食感に炊きあげられるという。
土鍋ご泡火炊きの過程で、お米の甘みとハリをアップする「丹精仕上げ」を新たに採用。多段階圧力機構により、仕上げ段階の蒸らし温度を高く維持させながら、やさしく温度変化させることでお米の甘みを引き出す。さらに新搭載の「ハリつやポンプ」が、高温蒸らし時に発生する過剰な蒸気を取り除いて、余分な水分をコントロールし、ごはんのハリを引き出すとしている。
ハリつやポンプは保温時にも稼働する。炊きあがり後、しばらくすると外気を取り込み、蒸気を放出する「おひつ保温」により、内なべ内の湿度や環境を整え、炊きたての美味しさを持続させるという。木製のおひつが“呼吸”で空気・水分をコントロールすることを参考にしており、従来品と比較して、保温時のごはんのにおいが約22%、黄ばみは約19%低減したとする。
'19年モデルより搭載する「一合料亭炊き」も進化。専用の中ぶたを使用することで炊飯空間を1合に最適化し、少量でも美味しく炊飯できると好評の機能が、本機ではさらに少量の0.5合や炊込みごはんにも対応する。
炊飯時は「しゃっきり~もっちり」の5段階に食感を炊き分けられるほか、50種類の「銘柄巧(たく)み炊きわけ」や、「雑穀/玄米/麦めし(押麦・もち麦)」メニューなどを用意。
操作パネルは、視認性と操作性にこだわった大型ホワイトバックライト液晶を採用。また使用頻度の高い基本操作のキーは大きく、押しやすくした。
手入れは、内ふたと内なべの2点のみ。内ふたは食洗機に対応する。
本体サイズは、約290×351×220mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約7.4kg。最大消費電力は1,080W。本体カラーはストーンブラック、コーラルホワイト。