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東芝、大火力「炎 匠炊き」で甘みを引き出す炊飯器のフラッグシップ

真空圧力IHジャー炊飯器 RC-10ZWP

東芝ライフスタイルは、炊飯器のフラッグシップモデルで、5.5合炊きの「真空圧力IHジャー炊飯器 RC-10ZWP」を7月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は13万円前後。

1,420Wの大火力と連続加熱・連続沸騰に加え、加熱時や蒸らし時にも適切な火力に多段階調節する「炎 匠炊き(ほのお たくみだき)」を新採用。一粒一粒ふっくらと粒が立った、甘みのあるごはんに炊き上げるという。

大火力で沸騰させることで、粒が立ったふっくらとした炊き上がりを実現。また多段階火力調節により、甘み成分の酵素を活性化させると言われる温度帯を長くし、甘みを引き出す。従来機種(10ZWM)と比べ、ごはんの還元糖量(甘み)が17%アップしたという。

甘みのあるごはんに炊き上げる

また、好みの炊飯時間と食感を組み合わせられる「ねらい炊き」コースを新搭載。炊飯時間は約30~60分に5分間隔で設定可能。食感は「しゃっきり/おすすめ/もちもち」の3通りを用意。食事のタイミングやおかずに合わせて炊き上がりを選べるとしている。

内釜には、0.25合の「おかゆ」水位線を追加した。これまでの最小炊飯容量は、2人分相当の0.5合だったが、半量の1人分から炊飯可能。気軽に1人分だけ作れて、体調不良時やダイエットにも活用できるとする。

炊飯コースは、「かまど名人/ねらい炊き/甘み炊き/そくうま」など15コースを用意。玄米や雑穀米、麦ごはんコースも備える。かまど名人コースでは、食感を11通りに炊き分けられる。

操作部は、大型液晶タッチパネルとダイレクトボタンを採用。直感的な操作が可能で、使いやすいという。

本体サイズは、245×328×228mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約7.2kg。本体カラーはグランブラック、グランホワイト。

大型液晶タッチパネルを採用
グランホワイト

1升炊きタイプを備えたスタンダードモデル

また、真空IHジャー炊飯器のスタンダードモデルで、5.5合炊きの「RC-10VRP」、1升炊きの「RC-18VRP」を6月上旬に発売する。いずれも、ディープブラウンとホワイトの2色をラインナップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に、33,000円前後、36,000円前後。

両機種とも多段階火力調節に対応し、炊き分け3通りの「本かまど」コースが利用できる。なお、RC-10ZWPとは異なり、「ねらい炊き」コースには対応しない。本体サイズと重量は、RC-10VRPが264×327×217mm幅×奥行き×高さ)、約4.7㎏。RC-18VRPが295×362×256mm(同)、約5.8㎏。

「RC-10VRP」ディープブラウン
ホワイト