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補聴器フィリップス ヒアリンクに、リーズナブルな「3010」と「2010」

フィリップス ヒアリンク

デマントは、フィリップスブランドの補聴器「フィリップス ヒアリンク」のスタンダードモデル「ヒアリンク3010」と「ヒアリンク2010」を発売した。価格はオープンプライス。店頭予想価格は10万円台前半。

「ヒアリンク3010」と「ヒアリンク2010」は、いずれも耳かけ型の「ミニRITE」、「ミニRITE T」、「ミニRITE T R」、「BTE PP(Plus Power)」の4スタイルをラインナップする。

リチウムイオン電池を内蔵する「ミニRITE T R」
高度から重度の難聴に対応する「BTE PP(Plus Power)」

同シリーズの特徴は、複数人との会話の聞き取りやすさ、クリアな音質、にぎやかな環境での聞き取りやすさ、音がどの方向や位置から聞こえてくるかの分かりやすさ、ワイヤレス通信への対応などがある。

「ヒアリンク3010」と「ヒアリンク2010」、その他の上位モデルとは、これらの特徴が少しずつ異なるという。

各モデルとも複数の音声処理を搭載。その1つ「サウンドマップノイズ抑制」は、補聴器に搭載されたマイクがノイズを検知し、音声信号から不要なノイズを分離・減衰させる。これにより、高い音質と明瞭な音を届けるという。

ハウリングを抑制する「サウンドマップハウリング(フィードバック)キャンセラー」も搭載。ピーン/キーンといった不快なハウリングの兆候が起こるきわめて早い段階で検知し、ハウリングを発生させないとする。

「ミニRITE」
「ミニRITE T」

Bluetoothに対応。テレビや電話、音楽の音声を聴けるほか、スマートフォンなどと連携し、遠方に住む家族や友人との連絡にも活用できる。

スマートフォンと連携することで、各種設定の変更も可能

4つのスタイルの中でも「RITE T R」は、リチウムイオン電池を内蔵。3時間で満充電でき、スマートフォンなどと接続していても一日中使用できる。

そのほか、主に高度から重度の難聴に対応する「BTE PP(Plus Power)」もラインナップされている。