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オーディオメーカーの技術投入、オンキヨーから気軽に使える耳掛け型の補聴器
2020年9月16日 08:00
オンキヨー&パイオニアは、軽度~中等度難聴の幅広い聴力に対応する、耳かけ型補聴器「OHS-EH21シリーズ」を9月下旬に発売する。価格は49,800円。
同社の従来機、耳あな型補聴器よりも気軽に使えるという耳かけ型の補聴器。
左右兼用仕様のため左右を気にせず、耳にかけるだけで装着できる。重さ2.2gと軽量で、装着時の耳への負担が軽減される。また大/小の耳栓を同梱し、耳穴のサイズに合わせて調節できるとする。
サイズがコンパクトで、耳にかける本体部はベージュ、耳に挿入するイヤフックとインサートチューブは透明とし、装着していても目立ちにくいデザインなのが特徴。
最大音響利得42dBを実現し、中等度難聴のユーザーでも、安心して使えるという。
デジタル特性を活かした強力なハウリング抑制機能を搭載。同機能は、ハウリング音と正反対の信号音を発生させ、音を相殺して打ち消し合う。 そのため不快な「ピー」音を抑制できるとする。
そのほか、防塵防水保護等級IP67規格に対応し、日常の洗顔、汗、雨天時、スポーツやガーデニングなどの屋外活動時にでも、外さずに安心して使い続けられる。
本体サイズは7.9×11.8×33mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約2.2g。使用空気電池はPR41で、電池使用時間は約170時間。90dB最大出力音圧レベルは、ピーク値が124dB SPL、高周波数平均値が121dB SPL。最大音響利得はピーク値が55dB、高周波数平均値が42dB。等価入力雑音レベルが20dB。全高調波ひずみ率は、500Hzにおける値が2%、800Hzで1%、1,600Hzで1%。医療機器認証番号は、第302AABZX00066000号。