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フィリップス、マスクを着脱しやすい耳穴型のAI補聴器

「フィリップス ヒアリンク」シリーズから「耳あな型」を発売

デマント・ジャパンは、フィリップスのAI搭載補聴器「フィリップス ヒアリンク」シリーズ初の「耳あな型」モデルを、11月16日に発売した。価格はオープンプライス。店頭予想価格は70万円~90万円前後(耳型採取費用は別)。

独自に開発したAI音声処理技術「AIサウンドテクノロジー」を搭載した補聴器。さまざまな音が存在するにぎやかな環境下でも、言葉をより明瞭に聞き取れるとする。

2021年3月に発売した「耳かけ型」に続き、「フィリップス ヒアリンク9030/7030/5030/3030/2030」に「耳あな型」を追加。ユーザーの選択肢が広がった。

「耳あな型」スタイルは、一人ひとりの耳の形に合わせてオーダーメイドで作る。メガネやマスクの着脱に干渉しないため、コロナ禍の生活スタイルにも相応するという。

装用中はほとんど見えない超小型の「IIC」タイプから、ワイヤレス通信機能をはじめフル機能に対応する大きめの「フルシェル」タイプまで5つのスタイルを用意する。

耳あな型スタイルは、補聴器本体が耳あなに収まる小ささ
IICタイプの装用イメージ
メガネやマスクの着脱に干渉しない

一部モデルはBluetoothに対応。テレビや電話の音声、音楽を聴けるほか、スマートフォンなどとも連携する。両手がフリーになるため、仕事や家事をしながら快適に通話を楽しめるという。

適合範囲はIIC/CICが軽度〜高度・重度難聴、ITC/HS/FSが軽度~高度・重度難聴。使用電池は空気電池(IIC/CICが10A、ITC/HS/FSが312)。IP68の防塵・防水仕様(日常生活防水仕様)。