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パナソニック、強火を長く維持し、ハリのあるごはんが炊けるスチーム&可変圧力IHジャー炊飯器「Wおどり炊き」
2020年3月30日 16:36
パナソニックは、同社炊飯器のフラッグシップモデル「スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 Wおどり炊き」シリーズから、炊き上げ工程の強火での加熱時間を長くし、ハリのあるごはんが炊ける「SR-VSX0」シリーズを6月1日に発売する。5.5合炊きの「SR-VSX100」、1升炊きの「SR-VSX180」のほか、同一機能を有する販路限定モデルの「SR-CVSX0」シリーズをラインナップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「SR-VSX100」が110,000円前後、「SR-VSX180」が115,000円前後(税抜)。
高速対流と可変圧力で、ごはんをふっくらもちもちに炊き上げる「Wおどり炊き」を搭載した、同社炊飯器のフラッグシップモデル。強火での加熱時間を長くすることで、炊き上がったごはんのハリを従来品比で約10%向上させたという。
また、これまで炊き上げ工程において、蒸気センサーで蒸気温度を測定し、沸騰を検知したら火力を早めに弱めていたところ、本機では圧力センサーで正確に沸騰を検知することで、吹きこぼれない限界まで強火で加熱できるため、強火での加熱時間を約25秒長く維持できるようになった。これにより水が対流し、お米一粒一粒をしっかりおどらせることができるため、粒表面が崩れずハリのあるごはんを炊き上げられるとする。
さらに「炊込みごはん」コースの前炊き工程と沸騰維持工程も見直した。お米を従来品より低温で長時間浸漬させ、強い火力で沸騰を維持することで、べたつかずにほぐれやすく、味の染み込んだ炊き込みごはんが炊けるとしている。
このほか、食感を「ふつう/かため1~3/やわらか1~3/もちもち1~3/しゃっきり1~3」に設定できる「銀シャリ炊き分け」や、58銘柄のお米を炊き分ける「銘柄炊き分け」モードを搭載。
また操作部にはタッチパネル液晶を採用。大きな画面で見やすく、操作性も向上したという。
5.5合炊き「SR-VSX100」の本体サイズは、約275×361×234mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約7.7kg。炊飯時の消費電力は約1,210W。
1升炊き「SR-VSX180」の本体サイズは、約298×391×270mm(同)。重量は約9.0kg。炊飯時の消費電力は約1,400W。
いずれもしゃもじ、しゃもじホルダー、計量カップが付属する。本体カラーはブラック、ホワイト。