戸井田園子のおすすめ「旬」家電

10万円、5万円、2万円の「炊飯器」を比較してみた! 日本穀物検定協会の元検定員さんと味見

いまが「旬」の家電を、家電コーディネーター・戸井田園子がチョイス。ユーザーの好みや用途に応じた、おすすめの製品をご紹介する動画コーナーです。

 実売価格が10万円、5万円、2万円の「炊飯器」を比較してみました。値段が違うと、味や操作性などがどのくらい違うのでしょうか。いざ買おうとなっても、味の比較まではできない場合も多いですね。そこで今回、味の比較は、日本穀物検定協会の元検定員・清水 宜之さんにもご協力いただきました。

 10万円を【松】、5万円を【竹】、2万円を【梅】として、同じタイガー魔法瓶さんの炊飯器を比較しています。

家電 Watchの岩崎編集長(左)と、家電コーディネーターの戸井田 園子(右)が、松竹梅3つの炊飯器を比較しました
試食は、日本穀物検定協会の元検定員・清水 宜之さんにご協力いただきました

 ご紹介した製品は5.5合炊きの、以下の製品です。

  ・10万円【松】土鍋圧力IH炊飯ジャー 土鍋ご泡火炊き JPG-S100 (カラーは、シルキーブラックのみ)

  ・5万円【竹】圧力IH炊飯ジャー 360°デザイン JPC-H100 (カラーは、ディープブラウン、シルキーホワイトの2色)

  ・2万円【梅】IH炊飯ジャー tacook JKT-J102 (カラーは、パールブラウンのみ)

 やはり一番大きな差は「味」で、製品名も高い順に「土鍋圧力IH」「圧力IH」「IH」と異なります。この製品名は、釜の素材や厚さ、圧力の有無、過熱の違いが反映されたもので、高いぶん、厚くて蓄熱性の高い釜を使い、高火力で包み込むように炊き上げています。

 新米が美味しいこの季節、みなさんのお財布と相談しながら、お好みに合う炊飯器を探してみてはいかがでしょうか。

戸井田 園子

家電で時間を産む『時産』を提唱する、インテリア&家電コーディネーター。
大手プレハブメーカーでインテリアコーディネートを担当し、インテリア研究所を経て商品企画部へ。そのとき身につけた性能・デザイン・価格などをトータルに比較し、商品の優劣を見極める技術をもとに、独立。
最近の家電は、家事の時短だけではなく、私たちの時間を産みだせる点が大きなメリット。そんな家電を『時産家電』と命名し、積極的に推進している。
情報ポータルサイト「All About」をはじめ、雑誌・新聞・テレビなど幅広くメディアで活動中。
家電業界出身ではない中立的な立場と消費者目線での分製品評価や、分かり易い解説を心がけている。