年末特別企画
四十肩とうとう襲来! いろいろ試して行き着いた先は「高周波」だった【私の2024】
2024年12月30日 11:05
40代になってから、わりとよく耳にする話題のひとつが「四十肩」。人によって症状はそれぞれですが、総合するととにかく肩に我慢できないレベルの不調が襲いかかるとのこと。筆者も四十肩になった周りの人間を眺めつつ「大変そうだなぁ」などとのんきに同情していたのですが、昨年からとうとう筆者も始まってしまいました。そして、そんな筆者を救ってくれたのがパナソニックの「コリコランワイド」です。
痛みを軽減するために試行錯誤する日々
四十肩というと「腕が上がらない」や「電気が走ったような痛み」があると聞いていましたが、筆者は腕の可動域はほぼ問題なし。ただし、右肩に脱臼したような強烈な違和感と痛みがありました。立っても寝ても座っても痛い、風呂に入ってもダメ。家電ライターという職業上、我が家にはマッサージガンや低周波治療器が複数台あるのですが、これらもほぼ役に立ちませんでした。
ちなみに、なんとなく効いたかもしれないようなないような……? という非常に微妙なレベルでやや症状を和らげてくれたのが某有名ビタミンB6・B12系の第3類医薬品。とはいえ「痛みが軽くなった」と断言できるほどの効果はなし
そんななか、なんとなく使ってみたのがパナソニックの高周波治療器「コリコラン」でした。肩コリ対策としてよく耳にする「低周波治療器」は、使用中に電気のピリピリする感覚があるうえ、筋肉がギュギュッと動く刺激もあるのですが、コリコランは「高周波」を利用するためかピリピリ感はもちろん、筋肉に作用しているような刺激がまったくなし。なのに低周波より身体組織の深くまで作用し、血管を拡張させたり血行を促進する効果があるのだそうです。
じつは、筆者が最初にコリコランを使用しなかった理由が、この「刺激がない」ため。昔コリコランを肩こりに使ったことがあったのですが、あまりにも刺激がないので装着していても動作しているのかさえわからず、なんとなく「効いている」という実感が得られにくかったのです。
ちなみに、一般的な低周波治療器は10~20分くらいが1回の治療時間の目安ですが、高周波治療器は長時間使用が前提。たとえば、コリコランなら最大48時間まで連続使用が可能なのですが、あまりにも刺激がないので定期的に「もしやすでにバッテリーが切れていて動いていないのでは?」と不安になりました。
そんなわけで、ダメ元で装着しはじめたコリコランですが、一日つけっぱなしにしたところ次の日の昼に肩に痛みが走り「そういえば、コリコランを装着して数時間後くらいから今まで痛みを感じていなかったな」ということに気が付きました。慌ててコリコランのバッテリーをチェックしたところ、案の定電池切れ。つまり、コリコランが動いていた間は(多分)痛みが軽減されていたのです。
コリコラン12個分の効果? と安心感もバッチリのコリコランワイド
あまりにも私が「コリコランが効いた!」と騒いだためか、肩コリに悩まされていた夫が今年購入したのが「コリコランワイド EW-RA550」(肩アタッチメントセット)。これは、コリコランの高周波デバイス12個分を、ひとつにまとめたような製品のことです。
コリコランワイドを「肩アタッチメント」にセットして使用することで、肩や首、肩甲骨近くのエリアに効果的に12個分の高周波を当てられるという、いわば進化形コリコランです。ちなみに、アタッチメントには肩用のほかに腰用(別売)もあります。
実際に使ってみると、コリコランワイドは装着が圧倒的に手軽! 肩アタッチメントを肩に羽織って首の前でタレを交差させると磁石でパチンと固定できるため、片手でも一瞬で装着できます。しかも、本体は厚さが1cmもないのでスーツの下に着ても誰にも気づかれません。その上、肩アタッチメントは専用に設計されているため、肩と首の「ココ!」というポイントにしっかりと高周波デバイスが当たります。
個人的にものすごくありがたかったのが、動作中は肩アタッチメントの上からでも充電残量ランプが点滅すること。従来みたいに「電池があるかチェックするためにいちいち外す」という手間が必要なくなりました。しかも、充電はUSB Type-Cなのも嬉しいところです。
気になる効果ですが、従来のコリコラン(高周波デバイス2個)よりやや効きが良いような気もしました。とはいえ、いままでの2倍以上の効果をハッキリ実感できたかといわれると疑問。どちらかというと
- 肩のツライ位置にピッタリデバイスが当たる
- 脱着や充電がワンタッチでものすごく楽
- 充電切れしていないかがひと目でわかる
という3つのメリットが大きかったです。今までは充電後に再装着するのが面倒で付け忘れて出かけてしまうこともあったのですが、コリコランワイドになってからはほぼ毎日着用できていました。
そして、今年の秋には一年近く続いた四十肩がほぼ気にならないまでに改善しています。この一年は、正直コリコランワイドがなければ、肩の痛みで生活の質が大きく下がっていたはず。そのため、筆者の今年の家電は「コリコランワイド」に決めさせてもらいました。