年末特別企画
マルチ画面が2万円!? 山善モバイルディスプレイで外でもお仕事【私の2024】
2024年12月30日 12:05
本業である家電ライターのほかに、実は裏稼業で「家電マンガ」の監修・ネタ出しをやっている。連載誌は少年画報社のヤングキングアワーズ、タイトルは「宇宙人ムームー」だ。しかもそのマンガのアニメ化が決定し、2025年に放送予定! その作品は「宇宙人ムームー(アニメ版)」だっ! 宣伝乙!
家電のほぼ100%実際の製品を使って、しくみや機能を解説している。これがアニメ版にも適応されちゃったからさあ大変! 脚本では製品名や部品名のチェックが必須。
絵コンテではコンセントの位置が違うとか、主人公たちが指してる部分の家電解説にチグハグがないかなどを全部見て確認する。しかも30分のアニメって絵コンテで100ページあるのだ! 中にはシレっと背景に見たことある家電が描かれたりしてて、絵コンテ1ページあたり5コマあるので血眼で確認して、メーカーに劇中での使用許諾を取っている。
そんなわけで縦書きの絵コンテを横長ディスプレイで確認するのは大変な上に、本業の家電ライターの仕事で日本全国への出張も多いので、外でも仕事ができるモバイルディスプレイを購入した!
それが山善の「14インチモバイルディスプレイ(QMM-140)」。なんとフルHDの上を行く1,920x1,200ピクセルで重さ530g! 薄さは7mmで分厚いトコでも12mmしかない。これでステレオスピーカーを内蔵してるから驚き。
入力はミニHDMIに加えて、USB Type-CコネクタのThunderboltを搭載。つまりUSBケーブル1本つなぐだけで、ノートPCから映像信号に加えて給電もできちゃう超未来設計なのだ。これさえあればホテルでも楽屋でも電車の中でも、絵コンテを1画面に表示して作業できるので、すてき社畜化(?)アイテム。
機能面はVAIOの超薄型とほぼ互角なのに(編集部注:重量などいくつかの点で違いあり)、価格は2万円ぐらいと笑っちゃうほど爆安だ。
これさえあれば営業でプレゼンするときなど、自分はカンペあり画面を見ながら、相手にはプレゼン画面を表示することも可能。Webを見ながら原稿を書けるし、実行画面と開発画面の2面を使い分けたり、スマホ用の縦型ムービーをデカく表示したりもOK! 外でも仕事にどっぷりつかりたい一部の方々に向けたモバイルディスプレイといえる。