10分こそうじ

調理中の生ゴミ問題、三角コーナーの代わりになる3つの解決法

年に一度の大掃除より、日々の“小”掃除。整理収納アドバイザーとお掃除スペシャリストの資格を持つ筆者が、1日の終わりに10分でできる掃除や片付けのポイントをお伝えします
ヌメリやニオイの原因になる三角コーナーの代わりになる生ゴミ対策をご紹介します

かつてはキッチンの定番だった「三角コーナー」。しかし、それは「ヌメリ」「ニオイ」「害虫」というキッチン三重苦の原因でもありました。現在は、三角コーナー自体を「置かない」スタイルが主流。三角コーナーをなくした後の生ゴミ問題はどう解決すればいいのでしょうか? 手軽な使い捨てグッズから最新家電まで、今のキッチンに最適な解決法を提案します。

「ミニマリスト」スタイルでヌメリをゼロに

最も手軽で、今日から始められるのが三角コーナーの撤去。道具を持たないことで、掃除の手間そのものをなくします。

レック「立てる水切り袋」のように自立するタイプの水切り袋を使えば、シンクに置いてゴミが溜まったらそのまま捨てるだけ。100枚入りの大容量はコスパも抜群で、常に清潔なシンクを保てます。

レック「広げて立てる水切り袋」
ゴミが溜まったら捨てるだけ

「外に置く・浮かせる」スタイルでシンクを広く使う

シンクの中にゴミや水切りカゴを置かないことで、汚れが溜まらず衛生的、かつ食器洗いのスペースも広くとれます。

扉に引っ掛けるタイプのゴミ箱をシンクや作業場のそばに設置すれば、まな板から野菜クズをサッとスライドして捨てられます。

LYNLOO「壁掛けゴミ箱」
容量は7Lで、厚さ2.4cmまでの扉に引っ掛け可能。密閉蓋がニオイと虫をシャットアウトしてくれます

ポリ袋ホルダーを使って即席ゴミ箱にするのもおすすめ。マーナ(marna)や山崎実業から、使わないときは折りたたんでスリムに収納できるデザインのものが販売されています。

左が山崎実業、右がマーナ
ポリ袋をセットするだけ。マーナは袋を掛けたまま閉じられるようになっています

家電の力で「無臭・減量」を叶えるスタイル ゴミのストレスを根本から解消

「生ゴミの存在自体がストレス」という方には、テクノロジーによる解決が近道です。

乾燥式の生ゴミ処理機は、温風でゴミの水分を飛ばし、重さを劇減させます。イヤな汁漏れがなくなるうえに、乾燥させた生ゴミは肥料として再利用も可能。多くの自治体で実施している補助金制度を利用すれば、お得に導入できるのも魅力です。制度については、購入前にお住まいの自治体にお問い合わせください。

近頃は「冷凍ゴミ箱」も登場しています。-11℃程度で凍らせることで、菌の繁殖(生ゴミの腐敗)をストップ。フィルター交換などのメンテも不要です。おむつやペットの排泄物処理にも転用できるため、究極の清潔さを求める層に支持されています。

あなたのキッチンに合う解決法は?

「三角コーナーを置かない」という選択をするだけでも、毎日の料理と掃除が驚くほど軽やかになるはずです。自分のキッチンの「何が一番のストレスか」に合わせて、最適なアイテムを選んでみてくださいね。

解決スタイルおすすめの人主なアイテム
手軽に始めたいコスパ・掃除の楽さ重視立てる水切り袋
調理を効率化したい料理中の利便性重視壁掛けゴミ箱、ポリ袋ホルダー
根本解決したいニオイ・虫を徹底排除生ゴミ処理機、冷凍ゴミ箱
丸 マイ

整理収納アドバイザー、クリンネスト(お掃除スペシャリスト)講師。個人宅の整理収納サービス「mawaru暮らし」主宰。片づけ苦手主婦だった自身の経験から、楽に片づく収納提案を行なっている。ほかにも、子供からシニアまで幅広い層へ片づけや掃除の楽しさを伝える講師としても活動中。