e-bike試乗レビュー

初めてのe-bike購入からもう8年! 当時のきっかけを振り返ってみる

筆者が2018年に購入した初e-bikeはミヤタ「RIDGE-RUNNER」

初めてe-bikeを買ってから8年が経過していました。e-bikeはスポーツタイプの電動アシスト自転車ですが、筆者の初e-bikeはミヤタ「RIDGE-RUNNER(リッジランナー)」。MTBタイプのe-bikeです。シマノ「E-BIKE SYSTEMS」を搭載したe-MTBで、最大トルクは70Nm、最大出力は250W。現在でもパワフルな走りを発揮してくれます。

いきなり買ったという感じではありません。「RIDGE-RUNNER」を知る以前に、パナソニック「XM1(エックスエムワン)」に試乗して驚愕しました。ハードテイル(リアサスペンションなし)のe-MTBですが、なんというパワー! なんたる走破性能! ということに大いに驚きました。

パナソニック サイクルテックとしても初のe-MTBが「XM1」。独自のドライブユニットを搭載しています
近所にあるダートロード。人力MTBで走ったりしていましたが、急峻な坂がけっこうあり、押し歩きすることも多々。しかし「XM1」だと全行程座ったまま走りきれてしまいました!

人力自転車だとハァハァゼェゼェと息を切らしても……走り切れなかったキツいダートロードを、「XM1」ではラクに走れてしまう。なにこれ! なんなのe-bikeって! すぐその魅力に取りつかれました。

続いてミヤタのクロスバイクタイプのe-bikeである「CRUISE(クルーズ)」に試乗。XM1とは方向性が大きく異なるe-bikeですが、これにも強い魅力を感じました。

ミヤタ「CRUISE」。オールマイティに楽しめるクロスバイクタイプe-bikeです。シマノ「E-BIKE SYSTEMS」のドライブユニット(DU-E8080)を搭載
富士五湖を巡りました。周辺はわりと平坦ですが、e-bikeだと長距離を走っても疲れないので存分に観光しつつのサイクリングを楽しめます

そうか~クロスバイクタイプで観光地を巡るのはアリだな~楽しいしラクだし。e-bikeはサイクリングから身体的なキツさを取り除いてくれる新しい乗り物だ、などと確信しました。

続いて試乗したのが「RIDGE-RUNNER」。「XM1」よりもさらにMTBに寄せたイメージのe-bikeで、自分の体にもちょうど合っていたこともあり、もう我慢できなくなって購入したという次第。その後は、あそこもここもと思う存分e-bikeサイクリングを楽しみました。

RIDGE-RUNNERを購入してからは、近場のダートロードや峠を片っ端から攻略していきました。この坂なんて人力MTBで一度も上りきれたことがありませんでしたが、e-bikeだとぐいぐいイケちゃいます
林道もたくさん走りました。e-bikeだと風景を眺めつつ楽しく急坂を上っていけます

なんだかんだで日本製がイイ……かも

筆者は「初めて買ったe-bikeが日本メーカー製でよかった」と思っています。というのは、当然ですが多くのショップが日本メーカーのe-bikeを扱っているからです。つまりパーツの入手性からメンテナンスの安心感まで、やはり日本国内では日本のメーカーが優れていると感じられます。

海外メーカーでも優良なブランドは多々ありますが、日本メーカーと比べるとパーツの取り寄せに時間がかかるとか、在庫が少ないとか、あるいは車体の一部にメーカー特有の特殊性があるとか、細かい部分で結構ネガティブな要素があったりします。まあ多くの場合、「故障とかしたら多少面倒というだけ」というレベルではありますが。

もうひとつ、日本メーカー製のe-bikeだと、下取りや買い取りをしてもらいやすいというメリットがあります。特に電動アシスト自転車は下取りや買い取りの要件が厳しかったりします。ハッキリ書いてしまうと、外国メーカー製e-bikeだと、そうとう有名なメーカーでない限り買い取りも下取りも不可だったりします。

なので、初めてe-bikeを買う場合は、そういうメリット/デメリットも考慮し、日本メーカー製がいいと思います。たとえば買ったけど数カ月で「やっぱり手放そう」となった場合、日本メーカー製と外国メーカー製では、「手放しやすさ」が全然違います。まあ、個人売買で手放すというなら話は別ですが。

筆者は、日本メーカー製e-bikeはコストパフォーマンスが高いとも思います。同じようなスペックの車体を比べると「日本メーカー製は激安」ということがわかると思います。ヤマハもパナソニックもミヤタも、みーんな安い。このご時世で徐々に徐々には値上がりしてきてはいますが、海外メーカー製と比べたら「なーんでこんなに安い値付けなの?」と思うくらいです。

なお、海外メーカーでもコストパフォーマンスが非常に高いe-bikeを販売しているブランドはあります。海外メーカーはすべてがすべてコスパが悪いわけではなく、日本メーカーと比べると比較的に……ということです。

買わないと売り切れてしまうかも!

欲しいe-bikeが見つかったら、できれば「すぐ買う」のがいいと思います。というのは、e-bikeは生産台数が少なく日本国内での流通台数も少ないので、意外なほど早く「売り切れ」になってしまうから。また、e-bikeなど自転車にはライダーに合うサイズがありますので、「在庫はあるけどサイズがない」ということも起きがち。また、車種によっては「追加生産の予定なし」ということもあります(とそういうケースが多いです)。

そんなケースで悔しい思いをしたのは筆者もそうですが、e-bike部メンバーの大半がそうです。「ええっもうあの新型e-bike売り切れなの?」みたいな。「まさかあの価格のe-bikeを買う人がそんなにいるなんて」的な。

最近はe-bikeへの注目度が高くなり、また試走を経験して購入モチベーションが高まっている人も増えています。つまりは「こういうe-bikeが発売されたら買いたい」と虎視眈々と狙っている人も増えているわけです。

先日発売された新型e-bikeも、発売直後にあるショップに2台も注文が来たとのこと。ショップ関係者は「あの価格のe-bikeが即2台注文って……やっぱり狙っている人は狙ってるんですね」と言っていました。注文した人も「これは迷ってたら売り切れになるパターン、すぐ注文しちゃおう」という感じだったのかもしれません。

決してレアケースではありません。前述のとおり筆者も経験しています。3車種くらい売り切れで買えなくて、悔しい思いをした経験があります。

でもそれが買えなかったというだけの後悔で済むならまだしも、初めてのe-bikeの場合、e-bikeライフ開始が1年くらい先送りになってしまう可能性もあるわけです。1年、春夏秋冬、四季を通して楽しめるe-bikeサイクリング体験が、なくなってしまう。

やはりe-bikeは「この車体が欲しい! と思ったときが買い時」だと思います。とりわけ急速に物価高が進んでいる昨今ですし、購入を先送りにしているとe-bike体験も先送りとなりつつ、e-bikeの値段も上がっていくことでしょう。

ここ数年の筆者は地域猫を探して走る「猫サイクリング」をよくやります。これは別のe-bikeですが、猫サイクリングで仲良くなった地域猫の「くるみちゃん」
お腹を触らせてくれるくるみちゃん
こちらは別の場所にいるメスのボス猫。ようやく仲良くなり、お腹を触らせてくれるようになりました
またもや別のe-bikeですが某「猫島」で出会ったアイドル猫ちゃん。e-bikeは走り出しがラクなので、「あっ猫!」と思ったらすぐ停車して写真を撮れます。人力自転車だと「止まると走り出すのに疲れるから……」と猫写真を逃しがち?

筆者としては、初めてe-bikeを買うなら、まだ比較的安価と言える日本メーカー製e-bikeをチェックするのがいいと思います。先送りせず、すぐ、しっかり、ジックリとチェックして欲しいe-bikeを見つけて、できるだけ早く買うのがいいと思います。そして購入後、e-bikeサイクリングを楽しんで、あなたの人生が明るい方向に変化するのを期待しています。

スタパ齋藤