年末特別企画

テクノロジーの力を借りて無理なく体を守る【私の2024】

電動昇降机が2024年のお気に入り

2024年の仕事に役立ってくれたのが、電動昇降机。リモートワークを機に、せっかく少し良いイスを買ったので次は机を、と購入したのが山善の電動昇降デスクでした。これ以外にも、振り返ると技術の力を借りて、なるべく健康を守れるように気をつかった1年だったように思います。

会議は立ち姿勢、できれば短めに。最近の新モデルも気になる

座りすぎは健康によくないとの話も聞きますし、集中したいときの気分転換にもなるかと思い、主にリモート会議に出席する間はスタンディングの姿勢で臨みました。自分が立ってちょうどよかった高さが108cmで、座りは一番下の71cm。高さを1cm単位で上下できて、動作音もうるさくないため、気に入っています。高さは4種類メモリーできますが、今のところ2つだけ利用しています。

高さは4種類メモリーできます

リモート会議の多くは、長くても1時間くらいでしたが、長ければいいというわけでもなさそう。立っていると、座りよりもちょっとは疲れがでることもあって、編集部の定例会議などで議題が多くない時は、会議じたいを目的にしないためにも切り上げて他の作業に移ろうと思うきっかけになったのはメリットでした。

健康にどれだけ直接役立っているかはまだよくわかりませんが、座っているより立っている方が少しは姿勢も改善されているのではとも思います。

購入したのが正確には2023年末で、2024年10月には新モデルが登場して、より昇降範囲が広い57~117cmに。今のイス(オカムラのサブリナ スタンダード)だと、もう少し机を低く設定してもよさそうに思えて、ちょっと新モデルがうらやましい気もします。

運動おじさん化、さらに加速。テクノロジーの力は継続の動機に

昨年の同コーナーでも運動について触れましたが、2024年はさらに熱が強まりました。一番のきっかけは、近所の公営プールで、春からスマートウォッチ使用が解禁されたこと。これまでは、泳いだ距離をプールから出た後に手動で入力していましたが、自動測定できるようになったことでより正確になり、目標をもって泳ぎやすくなりました。

用事やプール改修工事期間などで泳ぎに行けない時もありましたが、「あと100mだけ」「あと5分だけ」泳げばキリがいい、といった具合で、今までより少しずつ追加でがんばれた結果、泳ぐ時間も距離も2023年より少し増えました。振り返ると2024年トータルは141km、週間平均2.7km。ちゃんとしている方々に比べると全然ですが、自分の中では無理なく習慣化できたように思っています。

GARMINのGPSスマートウォッチfēnix 7S Proで記録したスコア。自動計測するようになった春以降は距離も伸びました
運動したからといって必ず体重が落ちるとは限らない例。運動後、しっかり食べたり飲んだりが原因なのは明らか

もう一つの運動は、地道に週1~2くらいで続けているバスケットボール。今年の変化は、夏の終わりごろから縁あって、ある会社のチームへ定期的に参加させてもらうようになったこと。

そのチームの皆さんのすごいのは、毎回ビデオをちゃんと撮影してプレーを後から見返せるようにしてくださること。複数アングルからの撮影やボールの自動追尾など、技術をしっかり活用していて、自分がよかった時も悪かった時も、次はもっとこうしようと振り返りができてモチベーションが高まることもあって、ほぼ毎週参加させてもらっています。

バッシュを探す楽しみも復活。今はカラーも豊富で選択肢が増えました。これは最近気に入っているナイキ GTハッスル2の海外仕様カラー

時々軽いケガもしつつ、さすがに40代という年齢的にいろいろ難しい部分はあるものの、今はYouTubeなどで上手なプレーやコーチの映像などがたくさん見られます。昔はなかった新しい技術と自分の姿を比べながら、今できることを探っていくのも楽しいです。

これからも技術の力を借りつつ、無理せず楽しく体を動かせて行けたらと思っています。

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中林 暁