年末特別企画

ダイソンのドライヤーが壊れたので「エアラップ」に買い替えて満足する【私の2022】

Dyson Airwrap(エアラップ) マルチスタイラー

2022年買って良かったものは、やはりダイソンのヘアスタイラー「Dyson Airwrap(エアラップ) マルチスタイラー」ですね。6月に発表会で試して、63,250円と高額ですが買う価値があると判断して購入しました。今では毎日使うほど気に入っています。

ダイソンのヘアスタイラーは、複数アタッチメントがありますが、コアンダ効果で髪が自動的に巻き付くカーラーアタッチメントが大きな特徴。2018年に第1弾モデルを発売していますが、今年出た新モデルはカールアタッチメントが格段に使いやすくなりました。

カーラーアタッチメント
髪が自動的に巻き付きます

従来モデルは巻く方向(内巻き/外巻き)によって、カーラーアタッチメントを付け替える必要があったのですが、新モデルでは1本のカーラーで内巻き/外巻きを作れるようになったのです。アタッチメント先端のチップを回転させるだけで、髪が巻き付く方向が切り替わります。

初代スタイラーが発表されたとき、髪が自動で巻き付く機能に魅力を感じたのですが、「巻く方向によってカーラーを付け替える」のが絶対に面倒になると思い、当時は購入しませんでした。

左が新アタッチメント、右が旧アタッチメント。従来は巻く方向(内巻き/外巻き)によって、アタッチメントを付け替える必要がありました
新モデルはアタッチメント先端のチップを回転させるだけで、髪が巻き付く方向が切り替わります

また、今年エアラップを買おうと決意したのには、もう1つ理由がありました。6年間使っていたダイソンのドライヤーが壊れたのです。修理に出すのも結構お金が掛かるということで、どうせならドライヤーとしても使えるマルチスタイラーにしようと決断しました。

エアラップは、カールアタッチメント以外にもさまざまなアタッチメントが付属。髪を乾かすための「スムージングドライヤー」、ストレートヘアにできるアタッチメント「スムージングブラシ」、頭頂部にボリュームが出せる「ラウンドボリュームブラシ」などです。

スムージングドライヤーは、ダイソンの通常のドライヤーとは形状が違いますが、問題なく髪を乾かせます。風量も十分で、毎晩お風呂上がりに髪を乾かすのに使っていますが、乾くのが遅いと感じることはありません。

マルチスタイラー付属のアタッチメント。左から、スムージングドライヤー、スムージングブラシ(ハード/ソフト)、カーラー(40mm/30mm)、ラウンドボリュームブラシ
スムージングドライヤー装着時。通常のドライヤーと同じように使えます

何より気に入っているのがスムージングブラシです。これはブラシ付きドライヤーのように髪をとかしながら乾かせるもので、ブローが簡単にできます。スムージングブラシにもコアンダ効果が活用されており、コアンダ気流が髪を引き寄せて整え、髪をストレートにしてくれます。

スムージングブラシを使うと、普段悩まされている髪の広がりが抑えられるのでとても気に入っています。私は毛量が多く、これまでは髪の広がりを抑えるためにストレートアイロンを使っていましたが、アイロンだと毛束を少なめに取らないと熱をしっかり加えられず時間が掛かっていました。

ですがスムージングブラシは、髪をとかす要領で風を当てるので、ざっくり髪をとかしてもしっかりストレートにできて圧倒的に時間を短縮できます。

スムージングブラシ(ハード/ソフト)。ハードは毛量が多くてもしっかり髪をキャッチでき、ソフトは頭皮に優しいピンがついています
毛量が多いのでハードを使用。ブローする要領で簡単にストレートにでき、髪の広がりを抑えられる点も気に入っています

またストレートアイロンを使う場合は、コンセントも別で差す必要がありますし、洗面所にはドライヤーも置いているのでかさばります。

エアラップなら本体は共通で、アタッチメントを付け替えるだけなので場所もそこまで取らず省スペースで利用できます。普段は、お風呂上がりにスムージングドライヤーで髪を乾かし、ある程度乾かしたらスムージングブラシに付け替えてブローをして仕上げています。

こうすると翌朝も髪が広がらず、朝のスタイリングに掛ける時間がほぼゼロになるのでとても助かっています。髪を乾かした後、スムージングブラシではなくカールアタッチメントで髪をざっくり巻いておくと、朝起きたときに毛先がゆるくカールしたままになるのでそれも良かったです。

夜寝る前にカールアタッチメントで髪をざっくり巻いたときの翌朝。毛先がゆるくカールしたままで、朝スタイリングに時間が掛からず良かったです

朝はなにかと忙しいのでスタイリングに時間を掛けられませんが、夜寝る前なら比較的余裕があるので無理なくできます。髪を乾かす延長でできるので、「やらなきゃ」という気持ちにならずに取り掛かれるのもメリットです。

髪の巻き方にこだわりたいときや凝ったヘアアレンジをするときはやはりヘアアイロンが必要になりますが、日々のスタイリングはエアラップのみで十分。何よりお風呂上がりのドライヤーとして毎日使うため、出しっぱなしにして気軽に手に取れるのも魅力。毎日使う欠かせない存在になっています。

西村 夢音