家電製品ミニレビュー
使う頻度が爆上がり! コードレスになったマッサージャー「レッグリフレ」がかなり優秀
2018年8月30日 06:30
夢のような商品が出た。いや夢のようなは言いすぎかもしれないが、ずっと望んでいた機能が実現した。パナソニックのマッサージ機器「レッグリフレ」のコードレスタイプだ。
コードレスクリーナー、コードレス扇風機、あらゆる家電製品がコードレス式になると、もはやコードのあるタイプが鬱陶しくなってくる。特にマッサージ機器は体をほぐしたくて使うのに、コードがあるせいで使う場所が限られたり、使用中に体を動かすとコードが絡まったりすることもあり、正直あまりリラックスできなかった。
据え置き型ならいいが、ソファや寝室で使うような小型のマッサージ機は、使用後そのままにしていると、でろんと伸びたコードが目に入るのも落ち着かない。マッサージ後すぐに片付けるのも面倒だ。
「マッサージ機、まじでコードレス式になってくれ」と思っていたところにレッグリフレがコードレスになった。めっちゃ嬉しい。一足先に使わせてもらったので、その使い心地をレポートしたい。結論から言うと超最高!
メーカー名 | パナソニック |
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製品名 | レッグリフレ EW-RA38 |
価格(編集部調べ) | 24,800円 |
電源は単三形電池4本で、充電式ニッケル水素電池の使用を推奨している。これまでのレッグリフレは、ACアダプターだけでなく、操作器やエアーホースも足に巻きつける部分と分かれていた。新モデルでは操作器やエアーホースが本体と一体になり、かなりスッキリしている。なお電池がない場合は、付属のACアダプターを使った運転も可能だ。
マッサージできる部位は、足裏、かかと、足首、すね、ふくらはぎの全5カ所。エアーバッグの収縮で足を刺激し、足を揉みほぐすという。
エアーバッグの圧迫がイタ気持ちいい! 弱レベルでもしっかりマッサージ
本体を足に巻きつける際は、内側の装着方法を読むとわかりやすい。「右用/左用」の表記もあるので間違えずに巻きつけられる。運転モードは、「もみほぐし/足うら/クイック5分」の3種類。いずれも強さは「弱/中/強」の3段階で調節できる。もみほぐしと足裏モードは10分で運転が自動オフになる。
まずは「もみほぐし・弱」でマッサージしてみた。エアーバッグが膨らむと、弱レベルでもしっかり足が締め付けられイタ気持ちいい。強めのマッサージが好きだが弱でも結構痛いので、慣れていない場合はゆるめに巻き付けるのがオススメだ。
圧迫されるときはもちろん、フシューとエアーがしぼむときも気持ち良かった。締め付けから解放されてほぐれる感覚があり、足もポカポカしてくる。特に夏は、日中デスクワークをしていると冷房で足が冷える。血行も悪くなり帰宅する頃には足がダルくなっているが、1日の終わりにレッグリフレを使うとダルさが解消され、疲れを残さずに眠りにつけた。
1週間ほど使っていると、弱レベルでは物足りなくなってきた。中→強とレベルをあげて使ってみると、強レベルはかなり痛い(笑)。マッサージ中も操作部は手に届く場所にあるので、強すぎると感じたらすぐに切り替えよう。私の場合は、その日の疲れ具合によってレベルは変えたが、強にして使うときはゆるめに巻き付けて調節した。
コリが気になるときは付属のすね用パッドもオススメ。本体と足の間にはさめば、ツボがゴリッと刺激されて気持ちいい。
本体にはファスナーが付いていて脱ぐのも簡単だ。コードがないだけで片付けもかなりラクになる。いつもは寝室で使っているのだが、使用後はベッドサイドに置いているレッグリフレ用の収納ボックスに入れておくだけだ。使っているときも、途中で体勢を変えてもコードが絡まないので完全にリラックスできる。寝室ではなくソファで使いたいときも、コードの抜き差し不要で手軽に持ち運べた。
また、時短運転の「クイック5分」モードは、はじめからエアーの圧迫が強く、グイッグイッとマッサージされる。終わる頃には頭がシャッキリとする感覚があり、日中時間がないときや気分転換に使うのが良かった。反対に「もみほぐし」と「足うら」は、10分間じっくりマッサージするので終わる頃には眠くなるので、目的に合わせて使い分けよう。
マッサージの性能はもちろん、片付けの手間がいらないなどコードレスタイプは期待通りで、これまで使ってきたどのマッサージ機よりも使用頻度は高かった。かさばらないサイズなので、出張や旅行にも持っていきやすいのも嬉しいポイント。値段は20,000円台と手の届きやすい範囲で、ギフト用にもオススメだ。