e-bike試乗レビュー
【手ぶらでe-bike離島旅】東京とは思えない裏砂漠! 絶景連続の伊豆大島へ行ってきた
2021年12月24日 07:30
そろそろまたe-bikeサイクリングに行こうと、メッセージをやり取りするe-bike部員たち。「混雑しないところがいいよね」「寒いところはちょっと」「おいしいものも食べたいな」と、いろいろな意見が出るなか、難波氏が「だったら伊豆大島ですっ!!! 大島が最適なのですっ!!!」と強烈に推してきました。
しかしメンバーから難色が。「でも遠くない?」「e-bikeどうやって持ち込むの?」などなど。すると難波氏は「近いですっ!!! 高速ジェット船で東京から最短1時間45分!!! そして大島にはe-bikeレンタルサービスがありますっ!!!」と。すごい鼻息なので、じゃあ今回は伊豆大島でe-bikeサイクリング、てなハコビになりました。
ちなみに、e-bikeとはスポーツタイプの電動アシスト自転車のことです。スポーツ走行に向く車体に、同じくスポーツ走行向けのドライブユニット(電動アシスト機構)を搭載している自転車。スポーツ走行対応のドライブユニットは、ペダルを高回転させてもアシスト力がしっかり働き、アシスト力が発生するレスポンスに優れています。例えばシマノSTEPSシリーズなどがそれにあたります。なお、シティサイクルタイプなどの一般的な電動アシスト自転車とe-bikeの違いも以前の記事で解説しています。
で、とりあえずココで伊豆大島e-bikeサイクリング後の感想を書いてしまいますと、心底驚きました!!! その体験に感動。なぜもっと早く訪れなかったのか、と後悔したほどです。今すぐリピートしたい。本当にサイコーでした!!!
・手ぶらで伊豆大島へ、高速ジェット船からイキナリ楽しい♪
・標高500mのホテルから下り坂e-bikeサイクリング開始!!
・裏砂漠? こっ……ここは地球なのか!? e-MTBが最高に楽しいスコリア地帯に感動!!!
手ぶらで伊豆大島へ、高速ジェット船からイキナリ楽しい♪
伊豆大島へは東海汽船の船で渡ります。今回は東京・竹芝桟橋から大島へ、高速ジェット船を使いました。なお、行ったのは平日、木~金曜日です。ちなみに、東京・竹芝桟橋以外にも多数の乗り場があります。
そして、今回は東海汽船の「金目鯛と伊勢海老の舟盛り&べっこう寿司プラン」を申し込みました。高速ジェット船往復の航路と1泊2食のホテル(1名1室)込みで18,670円(1名)です。さらにe-bikeレンタルが1日2,000円。約22,000円で1泊2日の伊豆大島e-bike旅が楽しめちゃうんです♪ もちろん日帰りでe-bikeレンタルのみも可能ですし、ほかにも魅力的なプランがあるので好みのスタイルで。
率直なところ、船旅が苦手な筆者。フェリーなどで船酔いしがちなので、「高速ジェット船で2時間弱、船酔いしないかなあ」と心配していました。
ですが乗ってみると非常に快適。船特有の揺れはほとんどありません。電車よりも揺れない? といった感じ。
ちなみに帰りも高速ジェット船でしたが、そのときは海に白波が立ってうねりも少々出ていました。高速ジェット船の窓には水しぶきがかかる程度、海が荒れていましたが、それでもほとんど揺れない高速ジェット船。非常に快適です。
……でも、「退屈なんだろうなあ」とは思っていました。高速ジェット船はデッキに出たりできず、基本的には航行中にシートベルトを締めて座っている必要があります。きっと周囲に見えるのは海だけなんだろうし。
ところが実際は違いました。高速ジェット船からの風景が楽しい♪ 左を見れば木更津や富津や館山が、右を見れば川崎や横浜や三浦が見えます。さらには富士山も。
いや~高速ジェット船、揺れないし風景もいいしで、快適です。意外なほど楽しい船旅となりました。
標高500mのホテルから下り坂e-bikeサイクリング開始!!
伊豆大島・岡田港には10時10分頃に到着。1時間35分で到着してしまいました。元町港より若干近距離にある岡田港着だったから? ともあれ「すぐ着いちゃった」という感覚です。大島ってメチャ近いんですね。
e-bikeは「大島温泉ホテル」でレンタルします。ホテルへはバスやタクシーで行けますが、今回はタクシーを使いました。料金は3,000円程度で到着です。
先述しましたが、もともとのプランが18,670円でe-bikeレンタルが2,000円×2日間で計22,670円。タクシーもひとり1,000円程度で往復なら2,000円程度。我々は一刻も早くe-bike旅をスタートさせたかったのでタクシーを使いましたが、ホテルの送迎バスもあります(※予約制)。
8時35分に東京・竹芝桟橋を出て、岡田港に10時10分着。そこからホテルへ15分程度で到着し、e-bikeレンタルの手続きなどしつつ準備を整えて、e-bikeサイクリング開始です。
この間、だいたい2時間少々。さっきまで東京にいたのに、その2時間後くらいには伊豆大島でe-bikeサイクリングを始められる。このスムーズさに驚きました。これはイイですね~♪
裏砂漠? こっ……ここは地球なのか!? e-MTBが最高に楽しいスコリア地帯に感動!!!
続いてやってきたのは「裏砂漠(うらさばく)入口」という場所。東京都(伊豆諸島も東京都です)には5つの“砂漠”があり、そのうち3つが伊豆大島にあるそうです。具体的には、奥山砂漠、表砂漠、そしてここ三原山火口の東にある裏砂漠です。
砂漠をe-bikeサイクリング? ナニそれ? 写真を交えながらご紹介いたします。
なんと初日の移動から裏砂漠までしかご紹介できませんでした。ということで、まだまだ続きます。