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【始めよう薬膳レシピ17】夏疲れから脱出!免疫力UPする「カラフルソバ」
2017年 9月 7日 15:25
夏の疲れが残ったら、カラフルなおソバ(蕎麦)で癒してみませんか。今回は「クウシンサイ」「ヤマイモ(ナガイモ)」「オクラ」「トマト」など、薬膳で夏バテに効く野菜を使った、おソバのレシピをご紹介します。ソバがないときは、余ったそうめんや、中華麺でもOKですよ。免疫力を上げながら、体調を調えていきましょう!
「カラフルソバ」の食材効果
今回ご紹介するのは、熱を冷ます「クウシンサイ」「トマト」に、「ヤマイモ(ナガイモ)」「オクラ」「納豆」などのネバネバ食材を組み合わせた「カラフルソバ」です。どの食材も、夏の疲れを解消するのに役立ち、特にネバネバ食材の「ムチン」は、粘膜を保護して免疫力を上げますよ。
また今回は、体力(活力)回復のために、「卵」を加えています。「カラフルソバ」は、お好みの具材を加えたアレンジも楽しめるので、ぜひ作ってみてくださいね!
「カラフルソバ」の材料(2人分)
ソバ:150~200g(乾麺)
クウシンサイ:3本(1束の半分ほど)
カニかまぼこ:50g(またはカニの缶詰、お好みで)
ゴマ油:大さじ1
カツオ節:適量
ヤマイモ:中サイズを長さ10cmくらい(またはナガイモ)
トマト:小2個くらい
オクラ:3~4本(お好みで増減可)
納豆:1パック(40g、お好みで増減可)
卵:1~2個
塩:少々(錦糸卵を作るとき使用)
めんつゆ:適量
水:適量(めんつゆを薄めるとき使用)
「カラフルソバ」の作り方
1.ゴマ油を熱したフライパンで、長さ5cmほどに切ったクウシンサイを炒め、しんなりしたら、ほぐしたカニかまぼこ、カツオ節と和え、皿かボールで冷ましておきます
2.溶き卵をフライパンで薄焼きにし、細く刻んで錦糸卵を作り、冷ましておきましょう
3.オクラは、まな板の上で塩揉みしてから熱湯で茹で、輪切りにします
4.ソバは2Lほどの熱湯で茹で、沸騰したら差し水をしながら、芯がなくなったらザルに上げ、冷水で冷やしてからしっかり水を切り、器へ盛り付けましょう
5.炒めたクウシンサイ、千切りにしたヤマイモ(ナガイモ)、1口大に切ったトマト、オクラ、よくかき混ぜた納豆、錦糸卵をソバの上に盛ったら出来上がり
6.味を調整しためんつゆを回し掛けて、いただきましょう
おソバがなかったり苦手な場合は、余ったそうめんや中華麺でも作れます。今回は卵(錦糸卵)を使っていますが、刻んだハムや割いた蒸し鶏を追加・代用してもOKです。まためんつゆへ、ワサビやおろしショウガを入れると、ほど良い辛味が効いてスッキリした味わいを楽しめますよ。
薬効1「ソバ」
「ソバ」は、体内に溜まった熱や逆上せ(のぼせ)を冷ます麺類で、暑い時季におすすめの食べ物です。夏の疲れを解消するほか、抗酸化作用で血流を良くするため、生活習慣病の予防にもピッタリですよ。美容やダイエットに効果があるので、ごはん(白米)と置き換えてお試しください。そのため寒い季節にソバをいただくときは、温かいメニューにしましょう。