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エディオン、家電をメーカー問わずまとめて操作できるアプリ

さまざまな家電をまとめて操作できるIoT家電操作アプリ「エディオンスマートアプリ」

エディオンは、さまざまな家電をまとめて操作できるIoT家電操作アプリ「エディオンスマートアプリ」を、4月1日にリリースする。アプリは無料。自分で設定が難しい人向けに、スタッフが訪問して設定操作する有料オプションも用意する。

スマート家電は、「高齢者の一人暮らし」「光熱費の高騰」「共働き世帯の増加」「強盗事件の増加」といった社会課題の解決・サポートに役立つことが期待されるものの、日本国内における普及率は、諸外国と比べるとかなり低くなっている。そこで同社は、ユーザーの利便性を高めるために「エディオンスマートアプリ」を開発した。

スマート家電は、社会課題の解決・サポートに役立つことが期待される
諸外国と比べると、スマート家電の普及率はかなり低い

このアプリは、エアコンの遠隔操作や洗濯機の運転状況の確認など、異なる機種・メーカーの家電をまとめて操作することができる。家電のエラーを検知した場合は「エディオンスマートアプリ」に通知され、保証期間や修理受付窓口をアプリ内で確認することも可能。アプリは誰でも無料で利用でき、エディオン以外で購入した家電も操作可能となっている。

対応するメーカーは、シャープ、ダイキン、東芝、パナソニック、日立、三菱電機の6社。対応機種は、エアコン、洗濯機、冷蔵庫、エコキュート、空気清浄機、炊飯器の6つのカテゴリーのうち、「ECHONET Lite Web API」規格に対応する製品。対応メーカーは、今後増やしていく予定という。

対応するメーカーは、シャープ、ダイキン、東芝、パナソニック、日立、三菱電機の6社

シャープとダイキンについては、エディオンのアプリ画面から直接操作することが可能。そのほかのメーカーは、エディオンスマートアプリから各メーカーのアプリに移動して、操作する必要がある。直接操作方式のメーカーも今後拡大予定としている。

「エディオンスマートアプリ」画面
ダイキンの空気清浄機の稼働状況
運転モードの変更が「エディオンスマートアプリ」から直接操作できる
東芝の炊飯器を操作しているところ
直接操作方式ではないため、東芝のアプリに移動する
東芝のアプリから操作する

全てのメーカーに対応しているわけではないものの、複数の家電メーカーのアプリをまとめて操作できるのは非常に便利だ。アプリを整理したり探したりする手間が省け、エディオンスマートアプリを開くだけで家中の家電を操作できるようになる。

たくさんのアイコンの中からメーカーを探さなくても、「エディオンスマートアプリ」を開けば家電を操作したり、各メーカーのアプリに移動できて便利

またアプリの利用特典で、初回ログインで500コインが付与されるほか、毎日のログインにより1コインが貯まる。エディオンコインは買い物に利用できるエディオンポイントに交換が可能だ。さらに、接続機器の故障が検知された際には、最大30,000円引きの買い替えクーポンが発券される。

初めての人でも簡単に設定ができるよう、サポートサイトも用意。サイトの制作には各メーカーも協力しており、動画を用いた設定手順やメーカーアプリのダウンロード方法、メーカー別接続マニュアル、アプリ操作マニュアル、よくある質問などを掲載している。

サポートサイトで設定をサポート

自身で設定することが難しいユーザー向けに、サービスマンが自宅を訪問し、スマート家電(1台)とスマートフォン(1台)の接続、スマートアプリの接続、操作説明などを行なうサービス「おまかせIoTパック」も用意する。価格は12,650円。登録家電製品の追加には、1台3,300円別途かかる。

アプリのリリースから6月15日まで、スマートアプリ対応家電を購入するとサービスが無料になるキャンペーンも実施する。

「おまかせIoTパック」サービスも用意

今後はプライベートブランド「e angle」においても、「エディオンスマートアプリ」に対応するIoT家電の発売を予定。アプリ内の機能追加も用意しているという。