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小学生に持たせるのに最適な、長く使える水筒を見つけた!

家電 Watchの書き手の皆さんと編集部が「よかった」と思えたものやサービスなどを、ゆるめに紹介するコーナーです。日々のちょっとした気づきなども共有します
タイガー魔法瓶の「MTA-A080」

小学3年生の子供の成長スピードが、止まらない。身長は年に10cm前後伸びていき、服や靴がみるみる小さくなっていく。

そんな息子の通う小学校では、他と同じように、水筒持参が必須。例の感染症の流行ということもあり、学校の水場で、直接水を飲むことが禁止されている。

これまではメーカーの発表会などでお土産としてもらってきて、封も開けずにキッチンなどに置いてある、何本もの水筒の中から、好きなものを使わせていた。ただし、大人向けということで、容量は250〜500mlくらい。当然、専用の肩がけできるポーチもない。

周りの子供たちは、当然のようにポーチ付きの水筒を肩から提げて登下校している。うちの子は、よく文句も言わずに、他の子供たちとは色や形が明らかに異なる水筒を使い続けるなと思っていたが、とうとう肩がけできる専用ポーチ付きの、タイガー魔法瓶の水筒「MTA-A080」を与えた。実売価格は6,000円前後。

片掛けできるストラップを備えた専用ポーチ付き
ポーチを外すと、一般的なステンレスボトルのデザイン

週末などに学童や家族で出掛ける際に、子供に「水筒を持っていってね」と言うと、嫌そうに「えぇ……持っていかなきゃだめなの?」と、聞き返されることが増えていた。なぜ渋るかといえば「だって面倒なんだもん」とのこと。水筒と一緒に、リュックを持っていくように言っていたからだ。

それが、専用ポーチ付きの「MTA-A080」にしてからは、「水筒だけ持っていけばいいよね!」と言って、走り出していく。そんなに面倒だったとは……。

水筒だけを持って出かけられて、本人も気に入っている様子

ちょっとしたトレッキングに行った時にも、肩がけできるから両手が空いて安全。実はこれが最大のメリットではないかと思うが、リュックの中に入れておくのと異なり、水分補給がしやすい。

また飲み口が狭いので、適量だけ水が出てくる。子供は、喉が乾いていると、思いっきり水筒を傾けてガブ飲みしようとすることがある。これなら、口から溢れてTシャツを汚すこともない。

肩がけできるから両手が空いて、動きやすい
たけのこや山菜取りにも、ちょうどいい
博物館へ行く時にも、軽快そうだ
ボタンを下げてから押すと、フタがパカッと開く
ぐびぐびと飲める

この専用ポーチがシンプルなカラーリングなので、家族で出かける際には、大人が持っていても変に目立つこともない(めったに持たないけれど)。もっと大人向けのカラーリングであれば、大人の筆者も欲しいくらいだ。

さらにポーチにポケットが付いているので、忘れ物防止トラッカーを入れやすく、本当に便利。そのほかアメや交通系ICカード、除菌シートなど、ちょっとしたものを入れておける。

現在は異なるトラッカーを入れているが、忘れ物防止トラッカーを入れておきやすい

同じ「MTA-A」シリーズには、他に350mlや500mlのモデルがあるが、今回は0.8Lの「MTA-A080」を選んだ。これが小学3年男子の息子には良い選択だった。朝入れた水を残してくることも多いが、体育や学童で体を動かした日などは、飲み干してくる。

パーツが追加購入しやすく便利

実は使いはじめてすぐに、フタのゴムパッキンを一つなくしてしまった。「いきなりかよ!」と思いつつ、タイガー魔法瓶の公式サイトへ行くと、パーツの一つ一つが数百円で購入できることが分かった。

さっそく該当パーツをポチッと購入。すぐには届かないだろうと期待していなかったが、意外と早く、注文した2日後に届いた。

これならパーツが壊れたり紛失したりしても、本体さえボコボコにしてこなければ、長く使えるだろう。

今では、学校や学童ではもちろん、家族で出掛ける際にも大活躍している。

長く使い続けられそうだ
河原塚 英信