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レンジでゆで卵器が便利すぎる! なぜか殻もむきやすい

家電 Watchの書き手の皆さんと編集部が「よかった」と思えたものやサービスなどを、ゆるめに紹介するコーナーです。日々のちょっとした気づきなども共有します
毎回ベストな半熟卵が作れる、レンジゆで卵器が便利です

いきなりですが筆者はゆで卵が大好物で、特にゆでたての温かい半熟卵にマヨネーズをつけて食べるのが好きです。なのでゆで卵を食べるときはその都度ゆでていたのですが、沸騰するまで待ってから時間を計るのがちょっと面倒だと感じていました。

そんな筆者の生活に革命を起こしたのが「電子レンジでゆでたまご」。その名の通り、レンジでゆで卵が作れる容器です。手軽にゆで卵が作れるだけでなく、いつも同じ半熟具合に仕上げられるところが推しポイントです。

同様の製品もAmazonにたくさんありましたが、デザインがかわいかったのでこちらに。プラスチックメーカーの曙産業が製造し、栗原はるみさんプロデュースのお店「ゆとりの空間」で販売されています。デザインは異なりますが、曙産業からは1~4個用も販売されています。

「電子レンジでゆでたまご」。購入したのは2個用で、1個から作れます
フタと受け皿、水を入れる容器の3点構成。愛用しすぎており、使用感のある写真ですみません

「電子レンジで卵を加熱すると爆発する」。ご存じの方も多いかと思いますが、知らずにレンジにかけて爆発させてしまった方もいるのではないでしょうか。なのに、レンジでゆで卵?

爆発させずに作れる秘密は、その構造にあります。容器の外側はプラスチックですが、フタの内側と受け皿はアルミでできています。このアルミがマイクロ波を遮断しつつ、容器に入れた水が蒸発することで卵を蒸すように加熱する仕組み。

使い方は簡単です。容器に描かれた水位線まで水を入れ受け皿をのせます。そのうえに卵をのせ、しっかりフタをしめたらレンジで加熱するだけ。

水位線が描かれています
容器に水を入れ、卵をセットして加熱します。正しく使用しないと事故につながる可能性もあるので、水位は必ず守りましょう

加熱時間はフタに書かれており、500~600Wの場合は10~11分とのこと。冷蔵庫から出したての卵を使用し、10分加熱するとちょうどいい半熟具合に仕上がりました。加熱後は早めに水にとって冷やします。でないと余熱でどんどん火が入り、気付いた時には固ゆでになっていたりするので注意です。

加熱時間はフタに書かれています
容器が熱くなるので取っ手を持って取り出します。本体も卵もかなり熱くなっているので要注意
今回は600Wで10分加熱しました

電子レンジでゆでたまごのいいところは、加熱中にその場を離れられること、加熱時間を覚えておけば毎回失敗なく好みのゆで具合に仕上げられること。さらにもうひとつ。なぜかこの容器で作ったら殻がむきやすかったこと……!

鍋でゆでるときは、殻に穴をあけてむきやすくしていましたが、そんな工夫をせずともなぜかつるんとむけるのです。ゆでる手間だけでなく、むく手間も省けてしまいました。

つるんとむけるのでストレスフリーです
10分でちょうどいい半熟加減。好みで加熱時間を調節してベストなゆで加減を見つけたいですね

電子レンジでゆでたまごに出会ってからは、鍋で卵をゆでることがなくなりました。もはや「ゆで卵」と言っていいのかわかりませんが、ゆで卵は温かいまま食べたい派の筆者にとっては、食べるたびに作るのが面倒でなくなる神アイテムです。

加熱後に放置して余熱で仕上げるタイプもあるみたいですが、こちらは加熱が終わったらそのまま食べられるのも手軽でうれしいポイント。ゆで卵好きの皆さんにおすすめです。

鄭 恵慶