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価格別で選ぶ! 春の新生活に取り入れたい電動歯ブラシ4選+α

手軽に口腔ケアができる電動歯ブラシを紹介

春から始まる新生活に備えて大事な身だしなみ。なかでも気をつけたいことの一つが、長いマスク生活でおろそかになった口元のケアだ。

そこで今回、電動歯ブラシの注目モデルを価格帯別に紹介する。虫歯や歯周病対策はもちろん口臭対策にも歯磨きが一番。対面でのコミュニケーションを取り戻した今こそ、しっかりケアして印象アップを目指したい。

【1,000円台】ニトリ、乾電池式の音波振動歯ブラシ。替えブラシ4本付き

電動歯ブラシを初めて使う人におすすめなのが、ニトリの「音波歯ブラシ 電池式 NS-549」。約40,000回/分の音波振動で生み出された細かな水流が、ブラシが届きにくい歯のすき間にアプローチして汚れを落とし、手磨きにはないつるつる感を実現するという。価格は1,390円。

ニトリ「音波歯ブラシ 電池式 NS-549」

ブラシは歯の奥や裏まで届きやすいアーチカットを採用。毛先は歯周ポケットに届きやすい先細毛になっており、効率よく口内の汚れを落とせるという。運転モードは「強/弱/ミックス」の3段階に切替可能。

稼働時間は、1日2分を2回使用した場合90日間。電源を入れてから2分経つと、自動で電源が切れる。またブラシの交換頻度は3カ月が目安。

本体サイズは20×21×218mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約30g。防水性能はIPX7。電源は単四形アルカリ乾電池2本(別売)。専用ブラシが4本付属する。

ブラシはアーチカットを採用。先細毛で磨きやすい

【1万円台】ドルツ、ヨコ磨きで歯周ポケットもケアできるエントリーモデル

パナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」から、エントリーモデル「音波振動ハブラシ ドルツ EW-DL39」が登場。ヨコ方向へのリニア音波振動(約31,000ブラシストローク/分)で、歯と歯ぐきの間にあてるだけで歯科医師推奨の磨き方ができるという。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11,800円前後。

パナソニック「音波振動ハブラシ ドルツ EW-DL39」

厚さ約3mmのヘッドで奥歯の狭いところにも届き、振動幅が約1mmの細かいヨコ磨きで歯周ポケットもしっかりケア。また「押しつけ防止センサー」を搭載し、歯や歯ぐきへの負担を減らす歯磨きをサポートする。運転モードは「ノーマル/ソフト」の2段階。

ブラシは毛の断面形状がひし形の「極細ブリリアンス毛」を採用。高い刷掃力を実現し、これ1本で歯ぐきケア/歯垢除去/ステインケアができるという。

ブラシ1本で歯ぐきケア/歯垢除去/ステインケアができる

本体サイズは27×30×216mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約95g。防水性能はIPX7。充電式で、使用期間は約22日間(約90分)。充電時間は約17時間。

【2万円台】ソニッケアー、エントリー価格でグラス充電やスマホ連携を搭載

フィリップス・ジャパンは、音波電動歯ブラシ「ソニッケアー」の最上位シリーズから、エントリーモデルとなる「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン 9000」を展開している。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は28,600円前後。

フィリップス「ソニッケアー ダイヤモンドクリーン 9000」

グラス充電やスマホ連携など最上位モデルの性能を継承しながら、搭載モードや付属ブラシ数を縮小することで求めやすい価格を実現。Bluetoothに対応し、スマートフォンアプリと接続することで毎日の歯磨きを記録できる。

約31,000回/分の振動により、歯に当てながら動かすだけで歯垢を除去できるという。モードは「クリーン/ディープクリーン/ガムヘルス/ホワイトプラス」の4種類。ブラッシングの強さは3段階に設定可能。

最上位シリーズらしい多彩な機能を搭載

プレミアムクリーンブラシヘッド装着時の本体サイズは、約28×31×252mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約134g。プレミアムクリーンブラシヘッド、充電器用グラス、充電器台、USB充電トラベルケース、USBケーブルが付属する。充電式で、使用期間は約14日間。充電時間は約24時間。

【6万円台】オーラルB、充電器に歯磨き状況がリアルタイム表示される最上位モデル

P&Gジャパンは、オーラルケアブランド「Oral-B by Braun」から、充電式電動歯ブラシの最上位モデル「オーラルB iO10」を2023年7月に発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は66,300円前後。

Oral-B by Braun「オーラルB iO10」

丸型回転ブラシを搭載し、歯を包み込んで磨き上げる電動歯ブラシ。磁気駆動システム「リニアマグネティックシステム」を採用しており、ブラシの毛1本1本をムチのようにしならせ振動させる「遠心マイクロモーション」を生み出すことで、丸型回転ブラシとの組み合わせにより歯垢除去力は手磨きと比べて99.7%アップ。

ブラッシングモードは、ホワイトニングや舌クリーニングなど多彩な7種類を搭載。ブラシは用途の異なる4本が付属する。

またスマート充電器「iOsense」でブラッシング状況をリアルタイムでガイドする点が特徴。充電器に磨き残しやブラシ圧、ブラッシング時間が表示されるため、歯磨きのたびにアプリを立ち上げる必要がなく、より手軽に正確なブラッシングを実践できるという。

充電器でブラッシング状況をリアルタイムでガイド

ブラシを除く本体サイズは29×28×183mm(幅×奥行き×高さ)、重量は130g。充電時間は約3時間。充電機能付きトラベルケース、ブラシホルダーが付属する。

【番外編】パナソニック、歯間の汚れも洗い流すジェットウォッシャー ドルツ

超音波水流で歯ブラシの届きにくい部分の歯面や歯間の汚れを洗い流す、パナソニックの「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ55」にも注目。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,800円前後。

パナソニック「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ55」

歯ブラシで歯を磨いた後に、歯磨きでは取り切れなかった汚れや歯周ポケット内に残った汚れなどを水流で洗い流す口腔洗浄器。IPX7等級の防水対応コードレスモデルで、連続使用時間は約10分。充電時間は約1時間。

気泡が弾ける際の衝撃波が歯の表面の汚れを剥がして飛ばす「超音波水流」を搭載し、水圧レベルは5段階で調節可能。また「超音波水流ノズル」のほか、「ポイント磨きノズル」と「舌磨きノズル」が付属する。

超音波水流で歯の表面や歯間の汚れを洗い流す

本体サイズは、約75×85×310mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約276g。水タンク容量は約200ml。

津田 昌宏