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新しい「オーラルB」磨き残しが充電台ですぐ分かる
2023年7月7日 15:05
P&Gジャパンはオーラルケアブランド「Oral-B by Braun」から、充電式電動歯ブラシの最上位モデル「オーラルB iO10」を7月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は60,280円。
丸型回転ブラシを搭載し、歯を包み込んで磨き上げる電動歯ブラシ。世界の家電見本市「CES 2022」にてイノベーションアワードを獲得した本機の最大の特徴は、スマート充電器「iOsense」でブラッシング状況をリアルタイムでガイドする点にある。
従来はスマホアプリでブラッシングの動作を確認していたが、本機では充電器iOsenseに、磨き残しやブラシ圧、ブラッシング時間を表示するようにした。これにより、歯磨きのたびにアプリを立ち上げる必要がなく、より手軽に正確なブラッシングを実践できるという。
ブラッシング時間は充電器の側面に表示。天面には歯の並びを模した6つのライトが点灯する。歯磨き開始時は6つすべてが青色で点灯し、磨き終わった部分は白に変化するため、磨き残し箇所を確認可能。さらにブラッシング圧が強すぎる場合は赤く光って知らせる。
さらにブラッシングデータは充電器iOsenseからアプリに自動で転送される。アプリではブラッシングの記録やフィードバックをより詳細に確認可能。Appleのヘルスケアアプリとの連携にも対応。本体と充電器、充電器とアプリはBluetoothで接続する。
ブラッシング技術には、磁気駆動システム「リニアマグネティックシステム」を採用。ブラシの毛1本1本をムチのようにしならせ振動させる「遠心マイクロモーション」を生み出すことで、丸型回転ブラシとの組み合わせにより歯垢除去力は手磨きと比べて99.7%アップ。歯垢の蓄積まで防ぎ、「自宅で歯科クリーニングのような磨き上がりを実現する」という。
ブラッシング圧は歯ブラシ本体でも確認可能。「スマート押し付け防止センサー」を搭載し、力加減を「赤(強い)/緑(最適)/白(弱い)」の3段階で光って表示する。
ブラッシングモードは、「標準クリーン/やわらかクリーン/歯ぐきケア/ホワイトニング/しっかりクリーン/超やわらかクリーン/舌クリーニング」の7種類を搭載。付属ブラシは「アルティメイトクリーン/ジェントルケア/ラディアントホワイト/ターゲットクリーン」の4本。
ブラシを除く本体サイズは29×28×183mm(幅×奥行き×高さ)、重量は130g。充電機能付きトラベルケース、ブラシホルダーが付属する。本体カラーはコズミックブラック(iOM10442ADCB)。
こまめに歯磨きしても虫歯に? ノブコブ吉村が体験
P&Gジャパンによると、日本では毎日2回以上歯磨きをする人が8割近くを占める一方で、成人のうち虫歯の罹患経験がある人が9割以上を占めているという。また同社の調査では、手磨きで磨いても50%の歯垢が残されてしまうことがわかっており、健康な口腔環境を維持するためには、磨く回数や時間などの習慣よりも、毎日のブラッシングに使うツールこそが最も重要と説明している。
新製品の発表会にはお笑い芸人・平成ノブシコブシの吉村崇さんと女優の朝比奈彩さんが登壇。吉村さんが実際にオーラルB iO10を体験した。
とうもろこし型の模型に粉末をかけ、手磨きと電動歯ブラシでそれぞれ磨いてみると、手磨きはとうもろこしの粒と粒のあいだに粉末が詰まってしまったのに対し、オーラルB iO10を使うとスッキリ落ちていた。
吉村さんは手磨きのときからブラッシングの力強さを指摘されていたが、オーラルB iO10に持ち替えると、ブラッシング圧の強さを知らせるライトが赤く点灯。普段の10分の1の強さで当てると、適切なブラッシング圧を示す緑に変わった。いつもの強さでは正しく磨けていなかったことがわかった吉村さんは、「(歯の表面に)置くだけでいいんだ」と驚いた様子だった。
虫歯が見つかったら全額キャッシュバックするキャンペーンも
発表会が行なわれたのは、Oral-B by Braun初のポップアップストア。7日~8日は東京ミッドタウン日比谷にて開催され、今後は全国の家電量販店で2023年中に順次展開予定。新製品のオーラルB iO10を手に取れる機会となっている。
このほか「歯医者さんで虫歯が見つかったら本体全額無料キャンペーン」も実施。オーラルBの電動歯ブラシ本体と替えブラシを両方購入した人を対象に、購入後90日以内に虫歯が見つかった場合、電動歯ブラシ本体の購入代金をキャッシュバック。虫歯が見つからなかった場合にも、歯科健診サポート代金として3,000円をキャッシュバックする。対象購入期間は7月1日~9月30日。応募期限は12月30日まで。