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三菱ビーバーエアコン、消費電力抑え省エネ性能アップ
2025年10月23日 15:05
三菱重工サーマルシステムズは、家庭用ルームエアコン「ビーバーエアコン」の最上位機種「Sシリーズ」から、6.3~8kWクラスの大容量モデルを11月中旬より順次発売する。20畳向け「SRK6326S2」、23畳向け「SRK7126S2」、26畳向け「SRK8026S2」をラインナップする。
室内外の熱交換器や圧縮機を見直すことで従来よりも消費電力量を抑え、2027年度の新省エネ目標基準値を達成。また、各機種でAPF(通年エネルギー消費効率)が0.2〜0.3ポイント向上し、省エネ性能がアップしている。
これにより、Sシリーズでは2.2~5.6kWクラスを含むすべてのモデルが基準値をクリアし、リビングなどの広い空間でも省エネで快適な空調を実現するという。
デュアルセンサーを用いた「AI自動快適運転」を搭載。人感センサーが人の動きを、サーマルセンサーが人の位置や壁・床温度の変化を検知することで、AIが自動で快適な運転を行なう。また、風向きを自動調整する「おまかせセンサー気流」や「風あて・風よけ運転」により、冷えすぎや風が当たることによる不快感を軽減する。
イオンとオゾンによる清潔機能も特徴。「さわやかイオン運転」では、運転と同時にイオンを放出し、空気中のウイルスや細菌、カビ菌の増殖を抑制。「AQオゾンクリーン運転」は、冷房・ドライ運転後に室内機内部にイオンとオゾンを充満させ、ニオイや汚れの原因菌の増殖を抑える。さらに「AQオゾン加熱運転」により、室内機内部を加熱乾燥し、カビ菌の増殖を抑制するという。


