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三菱エアコン「霧ヶ峰」人がいない時は賢く節電
2025年8月27日 12:05
三菱電機は、ルームエアコン「霧ヶ峰」の新製品として、FZ/Z/FD/ZDシリーズ全30機種を10月3日に発売する。いずれも価格はオープン。
新製品は、人が不在の際に行なう節電運転のアルゴリズムを改良することで、消費電力量削減率を従来の13.2%から約18.9%に高め、連続で長時間使用するライフスタイルに対応した点が大きな特徴。
近年の猛暑や熱帯夜の増加により、日中・夜間を問わずエアコンを長時間稼働させる人が増えており、2024年の同社調査ではリビングでの連続運転者が65.8%に達した。一方で、IoT接続された同社エアコンの運転データ分析からは、稼働時間の約56%は不在時であることも判明している。
こうした実態を踏まえ、赤外線センサー「ムーブアイmirA.I.+」が不在を検知すると約3分後に運転を弱め、省エネ性を向上させる仕組みを採用。人が戻った際には検知した温冷感に応じて気流を自動調整し、快適な体感温度への迅速な復帰を実現する。
さらに、乳幼児やペットがいるなど音に配慮が必要な環境に向け、リモコン操作時の室内機からの受信音を消せる「消音モード」を新搭載。加えて、家電統合アプリ「MyMU(マイエムユー)」では、電気代や消費電力量を月別だけでなく日別で確認・比較できるようになった。






