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パナソニック、低価格で省エネ性が高いLEDベースライト「iDシリーズ」を拡充
(2013/5/21 13:27)
パナソニック エコソリューションズ社は、シンプルなデザインと求めやすい価格を追求した天井照明「一体型LEDベースライト iDシリーズ」に、合計492品番を追加。5月21日より順次発売する。希望小売価格は、器具とLEDユニットの組み合わせで12,600円~70,350円。
同社が12月に発売した、天井照明に使用する照明器具シリーズ「一体型LEDベースライト iDシリーズ」の新製品。iDシリーズは、光源に直管型のLEDランプではなく、電源を内蔵したLEDユニット「ライトバー」を採用した点が特徴となる。
ライトバーには、高拡散パネルと高反射シートを採用することで、消費電力1W当たりの発光効率は110lm/W以上の高効率となり、つぶつぶ感のない美しい光を実現するという。また、ライトバーは取り替えができるため、明るさを変える場合はライトバーだけ交換し、器具本体はそのまま維持できる。
今回は、ライトバーと器具本体の種類を充実させた。ライトバーでは、従来蛍光灯の20形、40形、110形に対応した3サイズが、明るさは光束800lmから13,400lmまで全13種類が用意される。光色は昼光色(6,500K)、昼白色(5,000K)、白色(4,000K)、温白色(3,500K)、電球色(3,000K)の5色。器具には天井直付型と天井埋込型が選択でき、さまざまな空間に対応するという。同社では、従来蛍光灯器具「Hf86形」から「FL20形」のリニューアルにお勧めとしている。
このうち、40形の直付形器具と、光束6,900lmタイプのライトバーを組み合わせた場合、従来の蛍光灯「Hf32形高出力型」2灯と比較して、明るさはほぼ同等で、約33%の節電ができるという。また、価格も1台12,600円からと、求めやすい価格になっているという。
パナソニックではiDシリーズについて、直管LEDランプ搭載のベースライトよりも高効率で求めやすい価格設定のため、新築や照明リニューアルにお勧めとしている。今後はLEDベースライトの定番製品として、省エネが求められるオフィスなど、さまざまな市場へ提案していくという。