シャープ、より小型・省電力になったE17口金のLED電球

ELM 小型電球タイプ

 シャープは、より小型化、省エネ化したE17口金のLED電球「ELM(エルム) 小型電球タイプ」を、7月14日に発売する。昼白色タイプの「DL-JA41N」と、電球色の「DL-JA32L」の2種類が用意され、価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は2,300円前後。

 E17口金に取り付ける小型電球タイプのLED電球で、小型化、省電力化した点が特徴となる。

 サイズでは、ヒートシンク(放熱器)を小型化することで、口金付近の外径が、従来モデル「DL-JA51N/L」と比べて1mm小さくなった。同社では、ダウンライトや小型の照明器具にも取り付けやすくなったとしている。

従来モデルとのサイズ比較口金付近の外形が1mm小さくなった

 消費電力は、従来モデルの5.3Wから4.9Wに抑えた。小型白熱電球40W形と比較して約86%節電できるとしている。1日10時間、1カ月使用した場合の電気代の試算は33円。

 小型白熱電球と比較した場合の明るさは、ランプ全体では昼白色タイプが40W形相当、電球色タイプが25W形相当となる。ランプ下方向の明るさは、昼白色タイプが60W形相当、電球色タイプが50W形相当。

 本体サイズは35×67mm(直径×高さ)で、重量は47g。全光束は昼白色タイプが440lm、電球色タイプが350lm。定格寿命は40,000時間。密閉型器具にも対応する。






(正藤 慶一)

2011年6月29日 14:20