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パナソニック「コンパクトBIG」冷蔵庫 スリムで大容量
2025年3月7日 09:05
パナソニックは、省スペース設置と大容量化を実現した「冷凍冷蔵庫 コンパクトBIGシリーズ HYタイプ」を4月下旬に発売する。ラインナップと直販価格は、容量551Lの「NR-F55HY2」が325,400円。容量501Lの「NR-F50HY2」が305,100円。容量450Lの「NR-F45HY2」が284,700円。
総務省の調査によると、日本の住宅の面積は2013年以降減少傾向にあるという。冷蔵庫はキッチン空間に置く家電としては最も大きく、製品によってはスペースの制約で設置が難しいこともある。一方で、冷凍食品の消費量は増加を続けており、冷凍室の容量を多く確保したいというニーズは依然高まっている。
そこで、コンパクトBIGシリーズ HYタイプは、断熱壁の薄型化や冷却関連部品の小型化などによる新たな薄壁構造を採用。容量551Lの「NR-F55HY2」は従来品と同じ設置寸法でありながら、26Lの大容量化を図り、特に冷凍室においては14Lの大容量化を実現した。
容量501Lの「NR-F50HY2」、同450Lの「NR-F45HY2」は、奥行きを650mmの薄型にすることで省スペースでの設置が可能に。また冷凍室や野菜室の引き出しが100%全開できる「奥まで見えるフルオープン」は、従来品よりも引き出し代を約50mm伸ばすことにより、拡大した冷凍ケースの奥までしっかり目と手が届く設計になっている。
さらに、冷凍室下段だけでなく上段にも食品をタテ置きすることができる上段深型ケースを新たに採用。冷凍食品をより見やすくし、整理しやすく取り出しやすくすることで、使い勝手を向上させている。
「NR-F55HY2」の本体サイズは650×699×1,850mm(幅×奥行き×高さ)。定格内容積は、冷蔵室が275L、製氷室19L、クーリングアシストルーム31L、冷凍室112L、野菜室114L。年間消費電力量は266kWh/年。カラーはヘアラインシャンパン、パールホワイトの2色。
なお、3月下旬発売の「冷蔵庫AIカメラ NY-PCZE2」にも対応。カメラを設置すれば冷蔵室、野菜室、冷凍室を開けるたびに自動で庫内を撮影し、野菜室の野菜(特定の60種類、野菜の形状が把握できる場合に限る)を画像からAIが自動認識することで食材管理をサポートできる。